こんにちは。3回生の林大道です。早速ですが今の思いを綴っていきます。
最近初めて関西リーグに出場しました。半年前の段階ではまさか自分がその立場になるとは思ってもいませんでした。あの独特の緊張感はどれだけベンチで入念にウォーミングアップをしていても体を硬直させます。私はこの舞台に立つことを目標に大学サッカーをしてきました。関西リーグに出場した日の夜は胸の高鳴りが止むことはありませんでした。私のサッカー人生における大切な思い出となることは間違いなさそうです。
そうです。これは1つの思い出にすぎません。実際、チームになにも貢献できていません。それでは意味がないと思っています。自分の満足でサッカーをしているわけではないので。
シュートは外しました。
アシストもゼロです。
このままでは生き残れません。チームに貢献するという面ではただ来月の予定を作る副務の仕事の方が大きいかもしれません。全然笑えません。
「信頼」
今の私にはこれが必要なのではないかと感じています。「とりあえず林大道を使おう」、「なにかやってくれるだろう」そんな信頼のある選手になりたい、そう思っています。信頼されているという事実は私にエネルギーを与えてくれます。
私はまだ信頼を築ききれていません。信頼を築くためにサッカーに取り組む姿勢が真剣であることはもちろんですが、そろそろプレー面でも信頼を得なければ生き残れません。引退まであと1年程となりました。サッカーを上達させるには短すぎる期間です。ですがつべこべ言っている時間はありません。根拠の無い自信を相棒にやるだけです。
そしてもうすぐ最上級生となります。ピッチ内外で後輩から信頼される選手になりたいと思っています。練習への取り組み方や1つのチームとして集団で行動する中で変えなければいけないところがいくつかあると思っています。私自身周りに強く言える性格ではないのですが、それも上回生の役目なので多少煙たく思われても発信していこうと思います。
最後に。私の同期には同じポジションの選手が2人います。私は2人にとても感謝しています。これまで何度も助けられました。2人のサッカーに向き合う姿勢には頭が上がりません。試合になかなか出られない苦しい時期もありましたが、そこで踏ん張ってこれたのは彼らのおかげです。彼らが思っているかは分からないですが私にとっては尊敬できる良きライバルです。彼らに負けたくないという気持ちは私の大きなモチベーションとなっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。私の思いが誰かの心に響けば嬉しい限りです。ここからさらに信頼される選手を目指し、チームに貢献します。次回は主婦から大人気のスーパー店員小泉弦義です。寡黙ですがプレーで魅せるセンターバックの熱い言葉に期待しましょう。