新チームから副将を務めることとなりました大阪公立大学サッカー部の栗本素晴です。平素より弊部に多くのご支援、ご声援をいただきありがとうございます。
拙い文章ではありますが、今年のチームへの想いを伝えることができれば幸いです。

昨シーズンは開幕戦に退場し、チームに多大なる迷惑をかけました。1人の人間的な問題だけでチームを壊す、そんな恐ろしい瞬間を経験しました。サッカーにおいて精神の未熟さは全てを壊してしまうことを実感した張本人として、今年のチームをより誠実さを持った集団として模範的な行動をとっていきたいと思います。2部に行くためにもちろん技術も到底足りていませんが、それ以上にチームとしての誠実さが足りていないと思います。ゴール前で体が張れない、失点したら取り返すほどの気力がない、奪われた後に奪い返そうとしない、自分も含めそういう技術とは無縁の部分が足りておらず弱さが露呈しています。このチームにいる全ての選手はそれぞれ個人の技術は光る部分があり、素晴らしい素質を持っていると思いますが、それを活かすほどのメンタリティが備わってないなのだと思います。自分にどこか甘える部分があり、現状で限界を作ってしまっているように感じます。そしてチームが個人を萎縮させている場面も多々見受けられます。具体的に言うと、ミスした選手に文句を言ったり、マイナス発言を発したり、ときには人のせいにしたりと個人のやる気をなくさせ正しいことができなくなっています。人のせいにするのは自分から逃げられるので簡単ですが、弱い人間で恥ずかしいです。自分に焦点を向けてもっと自分がどうすれば良かったのかを考えるべきです。そうすることで次第に他者への理解が生まれ、質の高いアドバイスや要求、話し合いにつながっていき、強い組織になっていくと思います。副将として個人が正しいと信じたことができる環境を作り、誠実さを持った組織にしていきたいと思います。
長々と偉そうに聞こえたかもしれませんが、これが私の本心です。

公立大の夢である2部昇格は今年のこのチームに任せて下さい。引き続きご支援、ご声援の程よろしくお願い致します。