「最後の1秒まで諦めない」


こんにちは。大学に入って骨折を3回、全身麻酔を4回受けた山﨑凜太郎です。 

今はボルトは入っていません。

拙い文章ですが、最後まで読んでいただけると幸いです。


残り1ヶ月とあと少し。

人生の大半を費やしてきたサッカーがもうすぐ終わってしまう。

そう考えると、虚しくなる気持ちもあるが、かなり恵まれたサッカー人生だったと自分で思う。

去年の自分であれば、このまま自分のサッカー人生を振り返るつもりでいたかもしれない。

でも、チーム状況を考えると、普段伝えられない今の自分の思いを率直に書きたいと思った。




2年前も、1年前も最終節でピッチには立っていなかった。理由は怪我だったが、実力が足りていないということはわかっていた。

でも、心の底では自分が試合に出ればもっとできるとも思っていた。

 

最高学年になっても、その根拠のない自信を持ち続けていたし、今年こそは自分の力を存分に出したいと思っていた。

でも、それは第1節を終えて過信だと気づいた。相手が強かったし、1人少なかったが、自分が力不足だと痛感した。その後の試合も、守りきれずに失点してしまい、気づけば5連敗していた。自分の根拠のない自信と不安が自分だけでなくチーム全体に悪影響を与えていることに気づいた。


ターニングポイントになったのは、前期第6節の神戸学院戦だった。前節では怪我で欠場してしまい、迷惑をかけたが、自分を見直すことができた。気づいたのは、大学に入ってこれまで自分がいかに本気で取り組めていなかったことだ。筋トレにしても、サッカーにしても自分は悪いところを見ないでいた。たった1、2週間でも、サッカーに対する姿勢が変わった。結果は引き分けだったが、首位相手に勝ち点を取れたことは自信がついた。


自信がついたといっても後期に入って勝てていない。それがいかに危ないことというのはみんながわかっている。勝てないことで焦りや不安があることもわかる。

だから、今のチームに何かしらでもプラスに働いてくれるように、残り1ヶ月最後まで成長し続け、後ろから支え続けたい。

自分は翔大や直紀みたいにリーダーシップなんて1ミリもないけど、後輩たちが気持ちよく思い切りプレーできる環境を作りたい。


最後の笛が鳴るまで諦めるつもりはないし、全力で勝ちに行く。最後はみんなで笑って終わりたい。それだけだ。




最後に、高校、大学と本当にいい仲間に出会えたと思う。すごく感謝しています。

高校は、自分とは個性が違う同期がいて本当に毎日が楽しかった。

大学ではこんなにも気が合う人はいないんじゃいかっていうぐらい、楽しかった。

ずっと仲良くしてね。

頼りがいのある後輩に自分から言えることはあまりないけど、怪我をしてからでは遅いので、予防をしっかりしてください。



長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。続いては、いま全てが充実している竹峰隆成です。Bチームのキャプテンであり心優しき彼に4年間の思いを語ってもらいましょう。乞うご期待!!