「COUNT ON ME」
こんにちは、鍛え抜いた肉体で大阪公立大のフィジカル班をまとめ上げている4回生の山田創大です。
今回のブログでは4回生になったこの約1年間について書いていきます。
4回生になり初めての公式戦は大阪選手権初戦の関西外国語大学戦だった。スタメンで出場し試合には勝利したものの、自分は多くの決定機を外し後輩のゴールに助けられた。次戦の大阪教育大学戦では、1得点を記録し格上相手に勝利することができた。ゴール後多くの部員が自分事のように喜んでくれた姿は今でも脳裏に焼き付いていて、心の底から嬉しかった。しかし、今考えると初戦の姿が今シーズンの自分の状態をそのままに表していた。
前期11節中10節に先発出場するも1ゴール。絶対に点を決めると意気込んで臨んだ後期リーグも4節時点では0ゴール。厳しいがこれが現実であり実力である。
自分の率直な気持ちとしては本当に情けない。「自分のせいで勝ち点を落とした試合」が増えるたびにシュートに対して自信が無くなっていく。心の中で、守備を全力で頑張ればええやろ、とか後輩達が点決めてくれるやろって逃げる気持ちが増えていく。しかし、このような状況でも練習や試合前に「今週は頼んだ」、「今日は絶対決めれる」と声をかけてくれる同期や「そうだい君(やまだくん)、点とってや」と期待してくれる後輩達がいて、また頑張ろうって気持ちがわいてくる。本当に感謝しかない。こんな自分に絶えず期待してくれる仲間にゴールを見せられなくてもどかしい日々が続く苦しいシーズンだった。
そんな中、自分の気持ちに変化が生じた出来事があった。それはBチームが主体として出場するIリーグの観戦である。Iリーグ関西国際大学戦をベンチから見て、2-2から勝ち越す底力や、チームへの献身性、勝ちにこだわるチームの一体感に感動した。こんなにかっこいい試合をしたチームの代表として自分は試合に出ているのかとハッとさせられた。この試合をきっかけにAチームのスタメンの責任をより強く自覚した。良い試合をした同期や後輩にやっぱこいつすげえわって思ってもらいたいと思うようになった。
そして迎えた第5節、今季初ホーム開催の首位天理戦。多くの部員が見つめる中で、チームの代表として出場できることをモチベーションに、絶対にゴールするという気持ちで試合に臨んだ。がむしゃらにボールを追い、遠かった遠かった得点をあげることができた。本当に嬉しかった。やっとチームの役に立てた。仲間の喜んでくれる姿に元気をもらえた。頼りがいがありすぎる後輩達が追加点を取ってくれて試合にも勝ち、個人としてもチームとしてもこれからの巻き返しが期待できる試合内容となった。
この勢いで次節以降も絶対点を取って、「自分のおかげで勝てた試合」を増やしていく。
点を取ったときに自分のことのように喜んでくれるみんなの笑顔がまた見たい。
点がなかなか決められない中でも信じて自分を起用し続けてくれたキャプテンに楽をさせたい。
残り6節は期待していてほしい。Count on me!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、サッカー部のことは何でもお任せあれ!頼れるマネージャーの林杏香です!お楽しみに!