こんにちは。3回生の竹峰隆成です。拙い文章ですが、最後まで目を通していただけたら嬉しいです。


大学3回生という学年は、個人的においしい学年だと思う。シーズンの前期が終わった今、自分はこの「3回生」という立場を利用し、甘えてしまっていると感じる。


もちろん3回生は文字通り上回生であり、4回生同様、中心となってピッチ内外でチームを引っ張っていくことが求められる重要な立場だ。ピッチ内外で下回生の手本にならなければならないし、実際に主務や副務、会計など部活全体に関わる仕事を3回生が行ったりする。このような役割をピッチ内外で求められるのは当然で、実際ほとんどの人は高校生の時、3年目でそれを担う経験をしてきたはずだ。

 しかし大学3回生は、重要な役割を担いながらも4回生や高校3年生と違い、「あと1年」あると考えることができる。この「あと1年ある」というマインドを持つことができる点が、大学3回生がおいしい学年であると感じる根拠である。冒頭で記したように、自分はこのマインドに甘えてしまっているのだ。

 ピッチ外では会計という立場を任されているものの、あくまで自分に与えられた仕事を責任をもってこなそうと思っているだけであり、チームのために何かを変えたり監督からの提案に対しても何も行動できていないのが現状だ。チームのための行動でいうと、準備や片付け、荷造りをしてくれている1回生や後輩指導、毎週末の審判やスカウティング活動に奔走してくれている2回生の方がよっぽどチームための行動をしてくれている。試合では、チームの勝利より自分がスタメンかそうじゃないかに一喜一憂したり、良いプレーをすることばかりに意識が向いてしまっており、コーチングや鼓舞する声を出すというようなチームのための行動ができていない。練習では、準備や片付けは下回生に任せきりだし、日々の練習の質や盛り上げも4回生に任せきりである。上回生としてチームのための行動が求められているのに、3回生という中途半端な立場に流されて、4回生に頼りきりで、まだまだ意識は個人に向いてしまっているのだ。

そんな3回生前期での反省を活かし、後期では個人からチームへと意識を向けていきたい。同期の谷口君のように、自分自身という範疇をこえ、チームに対する責任感を養うことができれば、チームと個人の両方の成長に繋がるはずだ。

 

なんかまとまりのない文章になってしまいましたが読んでくださり、ありがとうございました。


次回はまもなく入院する山﨑凜太郎君です。センターバックにコンバートされ、1年が経過し、今では公立大に欠かせない存在となった彼はきっと素晴らしい文章を書いてくれるでしょう