こんにちは。
チャームポイントはえくぼと根性。小川莉久です。
ここで書くことを悩みまくりましたが、言語化することも上手くないし、教訓を書くには掴んだものが小さい気もしたので、自分のことをつらつらと書きたいと思います。
興味があれば読んで頂けると嬉しいです。
僕のサッカー人生の9割は、悔しい時間だった。
16年サッカーを続けてきて、自分が試合に出続けることができたのは中学3年と大学3年の約2年間だけ。後の期間はベンチ、もしくはベンチ外で過ごしてきた。大学では、試合に出続けることをずっと目標をとしていたが、それも達成しきることはできていない、
入部するとどのチームでもすぐに輝きを魅せている友達が常に隣にいる中、僕はいつも一番下から始まり、そこで一緒にやってた人達も気づいたら差をつけられていて、なんとか上に辿り着いても、何度も何度も落ちてきた。何回繰り返しても、毎回めちゃくちゃ悔しかった。
そんな状況を繰り返してるにも関わらず、自分より上手い選手が、自分より努力をしている。そんな姿を横目で見ていながら自分は何もせず先に帰ったりしていた。本当に俺は何をしてんだって思う。そういうところが自分の弱さだったんだなと思うし、それは追いつけるはずがないよなと思う。
ただ、自分が過ごしてきた9割の悔しい時間は、自分を強くしてくれたと思うし、自分の取り組み方には胸を張ることができる。
下にいるときに、自分の不遇を嘆いて文句をいうことはいくらでもできるし、ある程度手を抜いて緩くやることも簡単だと思う。自然にやっていると、そうなるものだとも思う。
だからこそその流れには必死に抗わないといけない。
僕はどんな環境に置かれても、自分がその時にできる全力は常に出してきた。ピッチの中では苦手なことが多くて、できることが限られている。だからこそ、自分が輝くためにはやるべきことを見失ってはいけない。責任を持ってやりきらなければいけない。ピッチ上でなかなか輝くことができないのなら、ピッチ外では模範的でなくてはいけない。
そうしてなんとか自分の存在価値を作ってきた。
だからこそ、たとえ1割だけであってもサッカーをして輝ける時間を過ごすことができた。
もし自分の周りが、サボることをかっこいいとしていたり、もがいている姿を笑うような集団だったら、自分も自然な流れに流されていたと思う。
ただ、これまでサッカーを通じて出会った人たちはもれなく魅力を持った人達で、尊敬できる所があり、自分を正しい場所に導いてくれる存在だった。公立大になってもより一層そうだった。だから今、自分が最後に胸を張ることができている。本当にみんなが好きだし、感謝している。
なかなか上手くいかないサッカー人生でも、やり続ける価値がある、努力して諦めない姿を見せたいと思える人達が常に周りにいたことがすごく幸せなことだと、何度も感じているし、これからも思い返すんだろうと思う。
サッカー人生も残り一週間。ここで何か変わるかもしれないし何も変わらないかもしれない。ただ、今までの多少なりとも頑張ってきた自分に、そして、導いてくれた周りの人に対して、責任を持って最後までやりきることで感謝を表したいと思う。
最後まで読んでいただきありがとうございました。この文章から少しでも自分の気持を感じてもらえていれば幸いです。
次回は星検定の取得を考えているオリオン柏木こと副将の柏木完太です。
僕の前を常に歩んでいた彼が何を考えていたのかとても気になります。楽しみにしていてください!