初めまして、大阪公立大学サッカー部3回、圧倒的な威厳と信頼でBチームを引っ張る唐津将紀です。ラストエンペラーかどうかは分かりませんが、圧倒的な威厳と信頼でBチームを引っ張っていることは確かなので、今日は圧倒的な威厳と信頼でBチームを引っ張る僕が最近思ったことを書こうと思います。



先日、ガンバ大阪vsパリ・サンジェルマンの試合を見に行く機会がありました。ヨーロッパの最高峰のチームであり、メッシ・ネイマール・ムバッペ・セルヒオラモスなど世界の名だたるトッププレイヤーが見れるということで、たくさんのお客さんが集まり、パナソニックスタジアム吹田は過去最高入場客数を記録しました。試合はパリ・サンジェルマンの圧倒的なパワーを前にガンバ大阪も見せ場を作り、6-2というスコアで終わりました。多くのチケットが1万円を超える中、価格以上の満足感を得たお客さんは多かったのではないでしょうか。





なぜ満足出来たのか、普段はテレビでしか見ることの出来ないスター選手の顔が生で見られたからなのでしょうか。そうではなく、目の前でワールドクラスのプレーを見ることが出来たからだと感じています。魅せるドリブルや股抜き、圧倒的なスピードで相手を置き去りにするなど、日本ではなかなか見られないプレーを見られることは最高のエンターテインメントであり、これに多くのお客さんは感激していたんだと思いました。





もちろん僕も感激していた中の1人なのですが、見ていて別のことを感じました。それは「彼らはめったにミスをしない」ということです。止める蹴るが本当に上手で、濡れたピッチ上での速いパスを何気なく止め、次の1歩でパスを出す、それもしっかりと速いボールで。前半のビルドアップ時に数的同数で嵌められたときも何気ないパス交換で抜け出したシーンは、派手さはひとつも無いですが、基礎の技術と動きだけでここまで差があるのかと思いました。






さて話は変わりますが、今年から大阪市立大学と大阪府立大学のサッカー部が合併し、大阪公立大学サッカー部に生まれ変わりました。選手数も倍増し、BチームはIリーグに参戦しています。しかし、前期が終了して結果は6戦全敗。得点1、失点27と不甲斐ない結果に終わっています。Bチームのキャプテンを任されている身として非常に申し訳ないと思っています。
そんなIリーグですが、ただただ全試合ボコられている訳ではなく、とても大きなものを得られています。超有名高校出身の選手ばかりと対戦ができ、毎週、上には上がいることを知らされる日々を送ることができています。中には前日の1部リーグのスタメンやベンチメンバーと対戦する機会もあり、確実に自分のレベルアップに繋がっていると実感しています。



やはりサッカーはエンターテインメントで、攻め合って勝つのが見ていて、やっていて楽しいのは間違いありません。ですが今Bチームは、パリ・サンジェルマン程ではありませんが技術のある格上の相手に対して、我慢して闘うことを選択しています。全員でしんどい思いをしているからこそ、なんとしてでも勝ちたい。そのためにまずはあと半年、Bチームのキャプテンとしてみんなをまとめ、全員で助け合いながら、何とか後期、1つでも多くの勝ち星をあげられるよう努力します。



さて次回のブログは、公立大陸上部が誇るファイター、谷口将平くんです。前回は畷スピリッツを説いた直後の練習で遅刻しましたが、今回はどんな内容を書いてくれるのでしょうか!?お楽しみに!