はじめまして。大阪公立大学サッカー部新2回生の樋口翔大です。入部してからあっという間にもう1年が経とうとしていると考えると本当に驚きです。今回のブログでは、自分の大学サッカー1年目を振り返って感じたことを書こうと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると幸いです。


私は去年のリーグ戦で全22試合中、14試合に出場しました。客観的に見れば、1回生でそれだけの試合に出場できて、なんの問題もなく充実した大学サッカー生活を送ってきたように見えると思います。確かに、この1年間で素晴らしい経験が出来たことには、疑いの余地はありません。


しかし、リーグ戦を終えて1年間の自分を振り返った時、1つの大きな「疑問」が私の心の中に浮かびました。


自分はこの1年間でどれだけ成長出来たのか。


もちろん、「チームの戦い方に順応できてきた」
「他の選手との息が合うようになってきた」といったような、「チームの中での自分」の成長はありました。


ところが、単純に個人のプレーの質でどう成長したのか自分を見つめ直すと、恥ずかしながら自信を持って成長したと言える点が見つかりません。14試合中2ゴール1アシストと目に見えた結果も残せず、チームを勝たせる選手になれなかった。


そう思った時、高校時代のことを思い出しました。副キャプテンとしてチームの中心を担っていた高3の自分は、高校最後の選手権予選で自分がPKを失敗し、チームを全国大会に導くことが出来ず、すごく悔しい思いをしました。


「その時から何も変わっていないじゃないか」


この1年間の自分には、妥協の心がありました。「試合に出れてるからこれくらいでいいや」そんな甘えた考えです。これが自分の弱さ。そう感じ、このことを自分が受け入れ切るのに1年間もかかってしまいました。


市大と府大のサッカー部が統合し、大阪公立大学サッカー部に生まれ変わった今季は、スタメン争いも厳しいものになると思います。今季こそはそんな中でもチームの中心となり、チームを勝たせる選手になりたい。そのためには、今の自分の実力ではまだまだ力不足です。自分の弱さである妥協の心に打ち勝ち、日々成長する必要があります。


今年度のチームの目標である「2部リーグ昇格」の立役者になる。これを今季の自分の目標とし、気を緩めることなく、これからより一層強い気持ちをもって練習に取り組み、努力をし、個人としても大きく成長した姿を見せることができるように精進していきたいと思います。


次回はチームを支える心優しいマネージャー、本田真々子です。フィンランド民謡が歌えると噂の彼女は何を語ってくれるのか。是非お楽しみに!!