お疲れ様です。4回生の中西です。
本日はラストブログです。よろしくお願いします。


話す内容は以下の通りです。


①水泳部に入った理由
②大学時代の水泳を振り返って
③感謝の気持ち


①水泳部に入った理由
泳ぐことが好きだったので水泳サークルがあったら緩く楽しみたいなという気持ちと、自分の力で全国大会に出場できるなら水泳部に入りたいという気持ちがあったので、水泳系のサークル・部活以外は考えていませんでした。学域のオリエンテーションの日に話してくれた先輩が水泳サークルはないでと言っていたので、その時点で水泳部に決定していました。

まだ体験にも行ってないのに学域のオリエンテーションの日に入部するのはさすがに怖かったので、その日はプールサイドで話だけして帰りました。あの時私と話してくださった先輩方、マシンガントークをしたり、生意気な態度をとってすみません。

体験に行った翌日に入部しました。それまでに来ていた人は全員入部していたと思うので私が1期生最後の入部になったはずです。


②大学時代の水泳を振り返って
その年の長水路のベストタイムと共にざっくりと振り返ります。

1年生 100Fly 1-07-82、200Fly 2-30-11
2年生 100Fly 1-07-04、200Fly 2-30-81
3年生 100Fly 1-06-76、200Fly 2-27-89
4年生 100Fly 1-04-57、200Fly 2-24-62

1年生…2年半のブランクもあり、なかなかCメニューからBメニューに上がれず。コロナで活動制限が多く、練習できない日が多かった。なんと関国の女子200Flyの出場者が自分一人。

2年生…前期は1限の日が多く、なかなか練習に参加することができずタイムが伸びない。学業との両立が難しく、部活を辞めるか迷う。迷ったのち部活を続ける。全国公で200Flyで繰上りで決勝進出。

3年生…実験が授業時間内に終わらず、2部練の夕練に参加できない日もある。手を骨折して水中練習ができない期間がありタイムが落ちる。200FRのリレメン落ちする。

4年生…杉本へのキャンパス移転により朝練の部活参加時間が減る。周りの人たちの協力を得て夕練に参加する。タイム激伸び。全国公で200Flyで決勝進出。


3年の8月の練習ノートを見てみると、こう書いてありました。
「残り1年、気持ちを強く持って頑張りたい。生涯ベストは大学生の時に出しましたと言いたい。9月が正念場だと思う。走る、泳ぐをちゃんとやる。体調を崩さない。」
3年の全国公でボロボロの結果に終わり、残り1年で引退となった時、目標としていた生涯ベスト更新にはまだまだ届きそうにもなくて、どうしようかとなった時にはもう「頑張る」以外の選択肢が残っていなかったです。
3年10月の練習からはこのキック一本で明日の0.1秒が変わる、この一本を頑張ったら大会でベストが出るかもしれない。そう思いながら練習に参加しました。この時期から生涯ベストを出すことに執着しすぎて練習に行くのが辛かったです。50×20本の練習前には胃が痛くなっていました。
大会の時にはなかなかベストが出ないから、辛くて「早く引退したい」「辞めたい」ばかり言っていました。

同期は生涯ベストを出しているのに何で自分は出せないのか。努力量が足りないんじゃないか。と思いました。
練習では神経をピリピリさせて泳ぐしかなかったです。

そんなこんなで練習を頑張っていると3年の3月の短水路の大会で100Flyが1分03秒台、200Flyが2分21秒台に乗りました。100Flyは生涯ベストまで約0.5秒まで縮めることができてうれしかったです。
でも結局その後の大会でも短水路で生涯ベストを更新することはできませんでした。
引退が現実味を帯びてきた4月、キャンパス移動で杉本に行くことになり、練習へ参加できる時間が減ります。それでも周りの人に協力してもらってなかもずの練習に参加し続けることができました。6月になって夕練もできるようになって、練習時間が増えるようになりました。

4年の関国ではベストを更新して、100Flyは長水路の生涯ベストまで0.05秒のところまで行けました。あと呼吸一回我慢していれば、ターンをもっと速くやっていれば。なんて考えました。その0.05秒は引退レースまで縮めることができず終わってしまいました。

全国公の100Flyを泳ぎ終わって、電光掲示板を見た時はやっぱり更新できなかったか、とがっかりしました。でも、思っていた以上に悔しさは込み上げてこなくて。この時に自分の持つ力は全て出し切ったと思えました。


③感謝の気持ち
支援してくださったOB、OGの方々、ありがとうございました。新しく改修されたプールでたくさんの練習を行うことができました。大会や練習に応援に来てくださり、激励の言葉をかけていただくことも多く、頑張ろうと思えました。

先輩方
一年生の時から生意気な態度を取り、手間をかけさせてしまいすみませんでした。先輩たちの存在はとても大きかったです。

同期へ
幹部をやってくれた同期、役職を担当してくれた同期、本当に本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。自分がやっていたら確実に潰れて辞めていたと思うので、ほとんど全員が残った状態で引退できて嬉しいです。これからもこの縁を大事にしたいです。

後輩へ
今までありがとうございました。
速い人は最初から速かったわけではなく、努力した結果タイムを伸ばしてきました。
初心者でも積極的に声出しをして練習の雰囲気をよくする人。練習中に最後まで気合の入った泳ぎを見せて周りに勇気を与えられる人。キック1本、プル1本でも適当にやらないで練習を頑張れる人。そんな人がタイムを伸ばせるのではないかと思います。
みなさんがベストタイムを出してガッツポーズをしている姿が見たいです。
応援しています。頑張ってください。

2024.8.26
中西梨予