大晦日の今日は、
朝から女3人台所に立ち
おせちの準備をしました
おせちと言っても、
私が子供の頃に母から教わって
作り方や味を覚えているものだけです
母が生きていた9歳までの記憶をたどって、
たたきごぼう
かざりこんにゃく
炊き合わせ
紅白なます、
毎年その4つを作ります
今になってわかりますが、
小さな子供でも簡単に
お手伝いできるものばかりなんです
母が小さな私に、この4つを選んで
作り方を教えてくれた気持ち、
今ならよくわかります
短冊に切ったこんにゃくの真ん中に
切れ込みを入れて、端っこを穴に通せば
クルンと飾りこんにゃくのできあがり
たたきごぼうのごまをすったり、
里芋やら海老のかわをむいたり
大根と人参はスライサーでシュッシュッシュ！
無邪気に、楽しそうに、
お手伝いしている子供達を見ていると
あの時の母の気持ちが、時を経て
痛いほど伝わってきます。
思い出のかけらをたくさん残してくれた母に
感謝の気持ちでいっぱいです
ありがとう
さてさて、途中、つまみ食い小鼠たちに
だいぶんつままれてしまいましたが
しっかりさまして、お重に詰めて！
無事おせち料理は完成しました
午後からは、
近所のお蕎麦屋さんまで、予約していた
年越しそばを受け取りに行きます
それから、晩御飯の準備をして
用事が全部済んだら、近所の銭湯へ
子供達と背中を流し合って、
ゆっくりお湯に浸かって
一年の垢を落とします
そうこうしているうちに
お父ちゃんが帰ってきて、
家族4人、みんなでお蕎麦をいただきます
今年も一年、
無事に過ごすことができました
腰の調子も崩さず、家族揃って
初詣に行けそうです
どうぞ、皆さま、良いお年を