今日もアツアツの夏休み
子供達は庭のプールで
色水を作って遊んでいます
途中、ご近所さん達から
アイスクリームやら
焼きたての焼きおにぎり、
茹でたとうもろこしの差し入れを、
次々に頂きました
子供の声が敬遠される昨今、
ご近所さんに可愛がってもらえることは
ほんまに、ありがたいことです
昭和56年生まれの私が
子供だった頃の夏休みといえば、
小学校のプールが開放されていたので
毎日プールに通っていました
ケータイもLINEも何にもありません。
何にも約束なんてしなくても
そこに行けばいつも誰か友達がいました
プールの後も、
夕焼け小焼けの放送がなるまで
めいっぱい遊んでいたもんです
ゲームもタブレットもなーんにもありません。
琵琶湖で石を拾ったり水切りしたり
川の流れを堰き止めて魚を捕まえたり!
真っ黒になって外を走り回っていました
そして帰り道には
自分ちの畑に寄って
真っ赤に熟れたトマトをひとつもいで
ガブっ!と丸かじり!
青い空に大きな入道雲、
丸かじりしたぬるいトマトの青い味!
そんなことをしていると、向こうの方から
畑の水やりをしに来た
おばあちゃんの姿が見えてきて
一緒に水撒きして、野菜を収穫して
家まで一緒に帰るのでした
ケータイやゲーム、便利なものなんて
何にもない時代だったけれど
不便なことなんて、ひとつもありません
何にもないけど何でもある
何して遊ぼうなんて考えたこともないくらい
そこは遊びであふれていました
それぞれの時代に、
それぞれの遊びがあって、
どれが良い、なんてことはわかりません。
YouTubeばっかり見て!
とも思いますが、
私の子供時代にYouTubeがあれば、
きっとずーっと夢中で見ていたでしょう
ちょっとは外で遊んだら
とも思いますが、
私が子供だったあの頃
30℃を超える真夏日は稀なことでしたが
今では連日40℃に迫る勢いです。
公園の遊具なんて
ヤケドするほど熱くなっていて
命の危険すら感じます。
比べるにはもう、何もかも違いすぎます
でもきっと、
子供の頃の幸せな記憶は
いつの時代も変わることなく宝物です。
ずーさんとぽーさんの目には
何が映っているのでしょう
なにかひとつでも、宝物が残れば良いな〜と
日々過ごしています
もう一回、あのトマトが食べたいと願っても
おばあちゃんも、あの畑も
もうなくなってしまいました。
でも、青い空の入道雲を見ると、
いつでもあの時代に帰れます
宝物を残してくれた全てに感謝です