多くの主婦や、
リモートワークでお家時間が増え
食事当番を任されているお父さん。
台所に立つ誰しもが、
毎日と言っていいほど直面している
「今日のご飯何にしよ
」問題。
「今日のご飯何にしよ？」
家族に聞いてみたところで、
たいがい、何でも良いよ〜と答えます
仮に、何でも良いという言葉を信じて
ほうれん草のおひたしを出したりすると
「葉っぱイヤ！」と言われますね
魚を焼いてみたとしても、
「お肉が良かった！」となるわけです
何か料理名で答えて
と聞いてみますが、
「オムライス」とか「ハンバーグ」とか
家族が何とか捻り出してきたメニューも
「ケチャップ足りひんし無理！」
「ミンチないし無理！」
という結果になります
「今日のご飯何にしよ」は
誰も得しない、答えのない
独り言なのかとさえ思います
それでも諦めずに家族の声を聞きながら
毎日毎日作り続けることで腕が磨かれ、
おふくろの味、我が家の味と
なっていくのですね
私もそんなこんなで10年の時が経ち、
おふくろの味が確立してきた
今日この頃ですが、
気合を入れてどんなに手間暇かけても
腹ペコたち相手では
10分20分もあれば食べ終わるわけで、
調理時間が食事時間を
大幅に超えるような料理を作る気力は
衰えてきました
あるもんで作るいつものご飯が
みんな好きなので良いのだけれど…
自分の料理に飽きてきた
食育セミナー「美味しく手軽なバランス食」
という講座の貼り紙を見つけて
行ってきました
管理栄養士さんに教えてもらって
参加費500円です
使う食材は家にある見慣れたものなのに
作ったこともないメニューばかりです
小松菜のピーナツバター和え、
ピーナツバターは子供が好きなので
よく買いますが、パンに塗ったり、
ぽーさんが指にとってペロリと舐める以外の
使い方があることを初めて知りました
お醤油と混ぜて和えると
こんなに美味しかったなんて！
サバ缶のトマト煮なんて、
調味料を一切使わないのに
サバから出るお出汁と塩分だけで充分
普段いかに調味料にたよっているかが
よくわかりました
煮干しで出汁を取ったお味噌汁が美味しくて
そのままばりぼり
おやつで食べてる場合じゃないわ
新しい発見と、学ぶことが山盛りでした
今日は久々に料理が楽しかった！
こういった講座のチラシは
町内会や区役所で、よく見かけます
もっと積極的に参加してみよ
気力回復間違いなしです
そんだけゆうて、今夜の晩ご飯は
サッポロ一番味噌ラーメン
手抜きの極み美味しいよ！
たまご茹でたもんね
何を学んできたんや！
これで良いんです
「今日のご飯何にしよ」は
一生続いていくのですから
ストレスなく
新しい知識もどんどん取り入れて、
ぼちぼちと自分のペースで精進します