ずいぶん腰も立つようになり

お天気も良かったので少し散歩を。


お東さんの銀杏の葉がずいぶん落ちて

黄色の絨毯ができていました。

この景色を見ると、

あぁ、もうすぐずーさんが産まれるんだと

お腹が大きかった頃を思い出します。


新生児の間は無我夢中で

どうにかこの子の命を守らなければと

必死だったけれど、

2ヶ月になったころ

初めてにこっと笑いかけてくれて

それがたまらなくかわいくて、

そこからは毎日途切れることなく可愛くて、

気が付けばもう、9歳。


先日、私が床に臥していた時は

妹の分までお箸箱や水筒を洗ったり

お風呂を洗って沸かして

妹の体を拭いて着替えさせたり。

学校から帰って来たら、

お母さん具合どう?

お腹空いてない?と、

卵焼きを焼いて、

おにぎりを握って食べさせてくれました。


気配り上手で聞き上手。

クールだけれど涙もろい。

決して無神経に人の領域に踏み込まず

絶妙な距離感で、一緒にいて居心地の良い人。

懐の深い、頼れる良き相談相手。


将来の夢がわからないと泣いていたけれど

もう充分、ずーさんという人生を

しっかり歩み始めてるから、大丈夫だよ。

もう充分、人として大切なものが備わって

いるから、そのままで大丈夫。


お母ちゃんのところに産まれてくれて

ありがとう。

お母ちゃんにしてくれて、ありがとう。