NECは26日、2012年3月期決算の業績予想を下方修正し、純損益が1千億円の赤字になる見通しだと発表した。昨年10月時点では150億円の黒字を見込んでいた。今後事業を見直すため、系列会社を含めて国内外で1万人規模の雇用を削減するとしている。

 タイ洪水の影響でシステム関連の受注などで売上高が220億円減少したほか、携帯電話の出荷台数も伸び悩んでいる。事業再編に向け、リストラなどの費用を400億円を計上。業績予想の下方修正などで繰り延べ税金資産を計740億円取り崩すことも純損益を押し下げる。