夏の恋を歌う西野カナの新曲が完成。
ラテン風なサウンドで情熱と片想いの切なさをリアルな世界観で表現した新曲について、たっぷりと語ってもらった。

■「片想いというテーマの中で、
今まで自分がトライしてなかったことを書こうと思ったんです」

――夏に向けて、髪の色もガラリと変化して、曲調的にもイメージチェンジといった感じの新曲『Espe ranza』が完成しましたが、きっかけはどんなことでした?
西野 今までにない感じで、夏の曲を作ろうと思ったんです。曲にしっかり意味もあって、みんなの心に入っていくような詞の世界観もありつつ、ライ ヴでも、みんなでひとつになれるような曲にしたいねって話していて。今年始まってすぐに制作に取りかかっていたので、かなり時間をかけて作りました。

――髪型やファッションなど、ビジュアルイメージも同時進行?
西野 そうですね。ファッションともリンクさせたかったし、エスニックっぽいファッションをやりたいと思っていて、ヘッドアクセ、ヒッピーバンド とかつけたかったんですよ。それが、ちょうどミュージックビデオのロケ地にもぴったりだったし。プラス、赤とか、情熱的なイメージに合う色を持ってきて。 歌に合わせて考えつつ、自分の好きなテイストを入れていく感じですね。髪の毛は、イメージを変えたくて、少し暗くするんだったら、思い切って黒くしちゃ え!って色を落ちつかせました。

――その色がまた、ラテンサウンドとバランスがいい感じ。真夏のイメージで曲を作る上で、意識したことは?
西野 イメージとしては、夏っぽい画像や映像からイメージを膨らませながら、みんなでワイワイしているときに、はじっこでひとりでさみしそうにし ている絵が浮かんだんです。トラックを聴いたときに。それが夕暮れなイメージだったりしたので、そういう写真を思い浮かべながら詞を書いていきました。

――歌詞がまた、夏なのに冬のバラードのような切なさがあります。好きな人には、別に想っているコがいる。それも音を作っていく途中で浮かんだんですか?
西野 夕暮れにビーチに、ひとりでポツンとしているイメージが浮かんだときに、夏なのに感じる孤独感って何なんだろう? って。そこから、片想いというテーマの中で、今まで自分がトライしてなかったことを書こうと思ったんです。出会いの順番は自分じゃ選べないこととか、どん どん絞っていくうちに、こういう形になりました。

――この曲調で、しっかりと歌詞が聞き取れるように言葉を乗せるのは、かなり難易度が高かったと思うのですが。
西野 音の響きにうまく言葉を乗せて、でもしっかりと意味のあるものにしたい、ということを常に考えていて、それは今回も難しかったです。順番通りじゃないとできないんですよ。

――テストでも、できない問題を飛ばさずに上から解いていくタイプだ(笑)。
西野 はい。1番の最初っから、徐々に徐々に作っていくので、止まったら、そこから進めない(笑)。今回は、2番に持ってこれるストーリーがたくさんあって、どれにしようか!? って迷いました。
――でも、最終的に言いたいことは決まっていた?
西野 そうですね。力強いこの音と一緒に、悩みつつも諦めないっていうことはちゃんと伝えたいなって。これから夏になって、告白するチャンスも出 てくるじゃないですか。なんとなく、私の中では夏休みの前とか後って、告白するチャンスっていうイメージがあるんですよ。そういうときに、片想いしてるコ の背中を押せる曲になったらいいなと。うちも、好きになったら、本当にバッサリ切られるまで、諦められないタイプだから。それぐらい強い想いを抱いている 女性の姿を描けば、みんなも勇気が出るかなって。

――c/wの『Thinking of you』は、卒業後にそれぞれの道に進んだ人たちが、学生時代の友だちのことを想う曲。今年大学を卒業した西野さんも、こんな心境ですか?
西野 みんな就職とかしてバラバラになったりして、今までみたいに、当たり前のように一緒にいた日常はもうないんですよね。その当たり前だったことが、本当に素晴らしい時間だったって、あとから気付いたりする。今の時期って、そういう人がいっぱいいるんじゃないかなって。

――西野さんの大学生活は、どんな感じでした?
西野 単位が結構残っちゃってたので、最後はかなりきつかったです。卒業できるかできないか、瀬戸際だったので、卒業できてよかった~って (笑)。大学生活は、ひとり暮らししたり、最高の友だちと出会えたりして、成長も出来たと思うし、本当にいい4年間でした。友だちはみんな車を運転する し、旅行とかBBQ、引っ越しするにしても、同じ年のコたちで全部計画して実行するっていうのが、すごいことやなって。高校生のときは、そんなのなかった から。そこから絆が生まれたり、思い出になってるんですよね。

――卒業後のことをイメージして、伝えたいことが『Thinking of you』に詰まっていると。
西野 はい。慣れない環境で不安になったり、ひとりで考え込むこともあるだろうけど、そういうときに聴いて欲しいなって。友だちへの手紙みたいな感じです。

――友だちから、実際にいろいろ近況報告みたいなのは受けたりするの?
西野 「人間関係が難しい」とか「出会いがない」とか、いろいろ聞いてますよ。大体、想像通りでした(笑)。でも、今までみんな学校で同じことを してたのに、今はみんな違うことをしてる。しかも、ちゃんと仕事を任されてたりして、すごいなって思いました。みんな、自分にはできないことをやってる し。

――そういう自分の感情や大事だった日々を、歌にして残しておきたいっていう気持ちもありますか?
西野 いや、ただ単に、この曲を聴いたときに出てきた歌詞が、このときはこれやったんですよね。いつも、そのときのフレッシュな気持ちをトラック に乗せるから、書きだめもしないし、ネタ集めとかもしないんですよ。その曲に対して、そのときに思っていることをバシッと入れる感じ。

――やろうとしたことはあるんですか? ネタ帳を作ったりとか。
西野 それっぽいノートを作ってみたんですが、続かんかった(笑)。1ページも埋まらなかったです。

――もう1曲の『ONLY ONE』は、メッセージというよりは、ノリ重視的な。
西野 強めな曲ではあるんですけど、歌の中身はすっごいラフで。ふわっとした女のコなんですよ。私はオンリーワンの女性になるの、っていう強い意 志を持ってるというよりは、「私は私、あなたはあなたで、それでいいじゃん」みたいな、ラクなノリで(笑)。トラックメイカーのDJ MASSさんと遊びつつ、楽しみながら作りました。

大学を卒業して、新たなスタートを切った西野カナ。7/29の戸田市文化会館を皮切りに日本武道館を含む、初の全国ホールツアー『Kanayan Tour 2011~Summer~』も決定している彼女の活躍から目が離せない。なお、当インタビューは現在発売中のオリ★スタ5/30号(5月20日発売)に掲 載中。


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だってヾ(@^(∞)^@)ノ

夏ツアーでカップリングもやってくれるよね!!


新潟からの東京、楽しみだなドキドキ



以上、
今日はここでおしまい~。


o ya su mi・・・