静脈炎発生！　ハーセプチン＋ナベルビン療法　6-2(2010' 4/9)

毎週毎週、抗がん剤を注入している手、とうとう痛くなってきてしまった

いつもは右手（患部が左なのでそうなるらしい）の手首の上の丈夫な血管に先生が上手にさしてくれるのだが、先週の水曜日あたりからその周辺が痛みだした

ずきずきと重い痛みだ(＞_＜)

ナベルビンの副作用にある「静脈炎」のような赤いとかいった目に見える症状が見えるわけではないのだが、頻繁に痛みがでてしまう。
冷やしても効果もなく、診察で先生に報告することにした

この日も採血の結果があがるのが遅く、病院に入ったのが11:00で診察してもらったのは13:00

ちょっとこの待ち時間

だいぶ暇つぶしとかになれてきているからいいが、なんとかならないのかなぁ？

友人の病院はポケベルをもたせてもらって、順番が近づくと呼び出しがかかるシステムらしい

なので院内どこにいてもいいらしい

すばらしいシステムだ

しんどい人とかいすで寝ちゃってる人とかいるし

なんかいいシステム開発してくれたらいいな？

診察室に入ると、先生がお待たせしてすみませんとまた丁寧に謝罪してくださった

先生も丁寧に話をするからなぁ、やっている先生はもっと大変だろうな

「先生、点滴してるうでがけっこう痛いです。」
「そうですが、ナベルビンの副作用ですね。赤くはないですが、内部も毎週なので負担になっている
のでしょうね。」
「そうですか。」
「今日はお薬をだしておきましょう。炎症にばっちり効くとかではないですが痛みどめです。
あとは、今日はさす場所をかえましょうね。」

ということで、今日は手の甲にさすことになった。

「え？？？こんな場所にさすんですか？？？」
手の先端にさすと痛そうなイメージがあったので、不意打ちにちょっとびびった。

「でも、小児とかだったらこめかみにさしたりしますよ！
なんなら、こめかみにしますか？（笑）」

なんだか、毎週あっているからか、先生もよくわからないギャグを炸裂させるようになってきた

こめかみって…。

「いや、ちょっとこめかみはどうかな…と。」
「ははは、そうですよね（笑）」
「大人でこめかみは抗がん剤ルームでもみたことないし…。」
「そうですね（笑）こめかみからぶらん～、って感じですもんね（笑）」

先生はギャグを炸裂させまくっていた

手の甲は思ったほどいたくなく、すんなり針がはいってくれた

「あ、思ったほど痛くない！」
「よかったです。」

ということでまた来週！
と診察室を出る

こんな感じだ。
そして今日も針さしの時に血があふれてしまった

別段いたくもなく、こんな場所でもなかなかいいもんだと思っていた

抗がん剤ルームの看護士さんが、血管痛を気にして、ナベルビンが早くながれるようにと、手首近くにホットパックをしてくれた。
血管が広がると、早く流れるのでいいらしい

この日もなんだか睡眠不足で、みやね屋をみることもなく寝てしまった

いつも、みやね屋の時間に抗がん剤なので情報収集をしようとテレビをみるが寝ちゃう

ぐんぐん抗がん剤が終わって終了

帰りに「高額医療申請」の手続きにいく

これ、郵便物がきたら毎月この用紙と領収書を持参して役所に申請しないといけないらしい

もう、支払いわかって金額でてるんだから、自動にしてくれたらいいのにな、とちょっと思う。
領収書を提出するわけでもなく、みておわりなので、コピーを郵送とかじゃだめなのかな？

この申請を15日までにすると、口座に余剰分を振込してくれる

みなさんの国保からの援助なので、無理はいえないけど。
このシステムもなんとかしてほしいかな？？

☆採血結果（5-2-3→6-1→6-2）
白血球　6000→3000→4100→5600

赤血球　400→384→374→383

血小板　34.3→38.0→46.3→31.8

ＧＯＴ　23→18→20→25

ＧＰＴ　25→22→15→21

CRT　０

漢方のせいかな？肝臓の値が少し上昇している。

ヘモグロビンがL判定だった。
少し貧血気味だが心配ない程度ということだった。

先日の、患部と肝臓には効いているが、肺はどうなのか？
小さくなってないのはなんで？と先生に聞いてみた

「薬がどうどこに反応するかはわかりませんが、小さくなっている、または大きさが変わらないということは効いていると判断します。
なので、これで大きくなるようだったらお薬をかえることになるんですよ。」
とのことだった。

そっか、でかくなってないということは効いていると判断するのか！
なるほど。
たしかに細胞なんだから増殖するはずだからな

とちょっと一安心。
このままナベルビンがきいてくれますように！