昨日、久しぶりに会った友達が
「お義母さん、元気にしてはる?」って聞いてくれました。
その友達は医療関係のお仕事をしていて、色んな勉強会に参加していて、
学んできたことを教えてくれました。
「ひとはみんな最後は認知になるんやって。体が先か脳が先かの問題で、
ある程度年齢がいくと、自分はいつ死ぬんだろうって恐怖にとらわれるらしいよ。
だから、認知症のひとの最後はそのことを考えることができなくなっているから
すごく安らかなんやって。
でも、認知症が進んでいく段階で、正気に戻ったときはすごく怖いらしいよ」
と話してくれました。
お義母さんも、一緒に暮らしていたとき、私が仕事から帰ると電気もつけずに
ぽつんと居間に座って「はなちゃん、私頭がおかしくなった」と言って泣いたり、
夜中に「はなちゃん、こわいねん」と言って私の寝室に来たりしていました。
そのたびにお義母さんを抱きしめ、一緒に泣いた日々がわーって押し寄せて
「お義母さんに会いたくなってしもた」とうるうるしてしまいました。
楽しい席やのに申し訳ないなと思い友達を見ると
「お義母さん、辛かったやろね。怖かったやろね。はながいてよかったね」
と、、ポロポロ涙を流してくれていました。
話に参加していなかった他の友達が
「はな、●ちゃん泣かしたん?」と茶化してくれて、また楽しい空間に引き戻してくれました。
お義母さんは今、自分が誰なのかもわからないくらいに認知症が進んでいます。
忘れていくことはさみしいですが、それと同時に不安や恐怖も忘れていくということに
慰められることもあります。