ギリシャ発が発端ではあるのでしょうけれども、欧州、そして米国においても深刻な経済危機となっています。
ということは、世界全体がその影響から逃れる事は出来ないと言えるのでしょう。
そもそも、経済というものは何なのでしょうか。
簡単に言うと、通貨を使って物を流通させる事、言ってしまえばこれだけの事だと思います。
とは言え、国家間の相対的な価値は、様々な要因で変化する訳です。
では本来、景気が悪くなるのは一体何故なのか。
それは、通貨が滞って物が流通しなくなるという事ですね。
人間でいえば、血液も栄養もたくさんあるのに、血管が詰まってしまう様なもの。
世界の資源においても、物はあふれています。
各国の倉庫にはたくさんの備蓄があります。
農業、工業においては生産性は大昔に比べれば格段に良くなっているのですが、それを動かす通貨が回っていないのです。
これは一体何が原因しているのでしょうか。
それは、通貨を備蓄して放出しない人達が増えているということに他なりません。
では、何故通貨を備蓄して放出しないのか。
それは、先行きが不透明だから消耗品に対する投資や消費が減っているからに他ならないのです。
だから景気と言うのですね。
つまるところ、経済が停滞する原因は、人々の「気持ち」他ならないのです。
だからこそ、不安要因が取り除かれ、明るい材料が増えてくれば自ずと景気は回復するのです。
そんな状況において、政府やマスコミ、我々国民一人ひとりがなすべき事は、前向きな気持ち、高揚感を高める活動そのものなのです。
明るい笑顔、思いやりの精神、自分本位ではなく平和を願う活動が大事なのだと思います。
大変な時こそ、助け合い、思いやりの気持ちを忘れてはいけません。
今来日しているブータン国王夫妻の暖かい言葉を聞いて、ふとそんな事を思った次第です。