もう1ヶ月以上経ってしまいましたが感想いきます。
今回は、9月5日放送の「ドラえもん 誕生日スペシャル」のみの感想となります。
08.09.05放送「ドラえもん」感想
「ドラえもんの青い涙」
■あらすじ■
先に、このお話に登場する主なキャラクターだけ紹介します。
ベル・・・ドラえもんが一目惚れした、猫型ロボット。花屋をしているが、実は裏ではダイヤを狙っていた。でも、それには訳があって・・・
ガジル・・・赤い服を着た、でっぷりとした中年男性(もしくはじいさん)。ベルが探しているダイヤを盗んだ人。
店主・・・貧相な顔で、世渡り上手な口を持っている。ダイヤを盗んだ張本人。
ここは22世紀・・・
あるお屋敷で、厳重な警備が施されていました。
そこには青く輝く宝石があり、どうやらこれが「怪盗ローズ」という人物に狙われているそうなのです。
警備を続けていると、突然バラの花が降ってきて、それが爆発。あたりは煙に包まれます。
みんな周りが見えず、持ち主らしいガゼルやそれを盗んだらしい店主の人も何も見えません。
しかし、何か音が聞こえます。科学者が青く輝く宝石(以降、青い涙と記載)のほうを見ると、なんと怪盗ローズがいて、青い涙に鈴を鳴らしていたのです。
それを見つけた店主は叫びますが、他の人が気付く前に怪盗ローズは逃げ出します。
ホバーで逃げる怪盗ローズですが、後から警備員が同じくホバーで追ってきます。
怪盗ローズは攻撃を何とか避けていきますが、途中でさっきの鈴のヒモを切られてしまい、鈴は遥か下へ・・・
暫くして、怪盗ローズはうまく警備員を撒き、「うまく撒いた」けど、鈴を無くしたのは「まいったな」・・・
丁度その頃、セワシの家ではドラえもんの誕生日パーティーをしずか達も一緒に祝っていました。
しかし、のび太はいません。のび太は、ケーキを買いに行ったきり戻ってこないのです。
ケーキ屋が花屋の隣にあることを知ったドラえもんは、大喜びでのび太を呼びに行きます(ドラえもんはこの前のお話で花屋の店員に一目惚れした)。
のび太は、みんなが予想していた通り迷っていました。
周りは真っ暗ですが、上を見上げるとニュースが放送されていました。
「怪盗ローズに注意」と・・・
とその時、頭に何かが落ちてきました。見ると、それは鈴のようです。
そこでのび太はいいことを思いつきました。帰るのが遅くなったのは、ドラえもんへのプレゼントを探していたからだ、そしてこの鈴を見つけた、といえば良いと・・・
丁度そこにドラえもんがやってきます。のび太はドラえもんに鈴をプレゼントし、ドラえもんは大喜び。すぐに壊れた鈴と取り替えます。
そして、現代に戻ったある日・・・
ドラえもんが、一途な恋をのび太に打ち明けます。のび太は相談に乗りますが、その時、突然タイムマシンの扉が開き、中からかわいい猫型ロボットが出てきます。
ドラえもんは途端に赤くなり、のび太は、このロボットがその恋をしてしまった女性なのだと気付きます。
どうやら、のび太がドラえもんにあげた鈴はこの女性のもので、彼女は返してと強く要求してきます。
そして、無理矢理ドラえもんの首輪を外そうとしますが、外れません。
絶対に外れない首輪に付け替えていたので、製造元の工場に行かないと外せないそうです。
その鈴がどうしても必要らしい彼女は、ドラえもんに「一緒に付き合ってちょうだい」と言います。
これがデートへの誘いだと勘違いしているドラえもんは喜んで一緒にタイムマシンに乗ります。
のび太も付いていこうとしましたが、ドラえもんに強く拒否されてしまいます。
「だったら道具を一つ貸して」と言うのび太は、無理矢理ポケットから「いただき小判」を出しました。これを使うと、誰かの背中に張り付いて移動できるのです。
これでまんまとデートについていくのび太。ドラえもんと女性(以降、ベルと記載)は全く気付きません。
さて、22世紀に向かい、ところは大きなお屋敷の門の前。ベルは突然ジェットパックを取り出し、ドラえもんを引っ張って屋根へとひとっ飛びします。ドラえもんと、背中に張り付いているのび太はヒヤヒヤです。
「なんでちゃんと入らないの」と聞くと、「好きなところから入るのが22世紀の流行なの」と言われ・・・
さて、今度は配管を通って、とある部屋に。色々な高級品がありました。
ベルは、青い涙の前にドラえもんを呼び、鈴を鳴らせました。すると、突然青い涙が光ります。
ベルは「やっと見つけた・・・」と言い、ドラえもんは「わあ。こんなの、初めて見たよ」と言います。
そして、ベルは青い涙を手に取ろうとしましたが、周りを見て躊躇し、諦めてしまいます。
そして、また配管に戻っていくのでした。
ドラえもんに張り付いていて何も見えなかったのび太。良くダイヤを見ようと、小判を外してダイヤを手に取ります。
すると、突然周りからビームが発射され、あやうくのび太はビームの餌食になるところ・・・
そこに物音を聞きつけたガジルと店主が来ます。しかし、のび太はまた小判を使ってガジルに張り付いたので難を逃れます。
ダイヤの下にはバラの花がおいてありました。もしやと思ったガジルは、監視カメラを見ます。
そこには、ダイヤを見るベルとドラえもんの姿が映っていました。
そしてガジルは、怪盗ローズの写真とこの映像を照合します。
その写真は、冒頭でのび太がニュースで見た映像そのもの。つまり、ベルは怪盗ローズだったのです。
これを知ったのび太は急いでドラえもんの元に行きます。既にベルとドラえもんはサヨナラをしていました。
のび太は「もうあの子と一緒にいちゃいけない。あの子は怪盗ローズ・・・ダイヤを狙っている泥棒なんだ」と言いますが、ドラえもんは「そんなの・・・嘘だ!ベルさんの悪口を言ったら、いくらのび太くんでも怒るぞ!」と言い返してきます、、、
夜になりました。のび太の言葉がうすうす引っかかるドラえもんは、こっそり花屋に行きます。すると、夜なのに屋根の上から跳んで行くベルの姿が・・・
意を決して、ドラえもんは後を追います。
着いたのは、さっきの屋敷でした。ベルが忍び込もうとするところを、ドラえもんは「そんなコト、しちゃダメだ!」と言います。
しかし、ベルが怪盗ローズになってダイヤを盗むのには訳があったのです。
そのダイヤには、元々他の所有者がいて、あのガジルが店主を使ってそれを盗んだというのです。返してといっても返してくれるわけは無く・・・
事情を知ったドラえもんは付いていきますが、それでもやっぱり心に引っかかるようです。
どんどん進んでいきますが、なんと途中でネズミに遭遇してしまいます。
ドラえもんは驚いて、驚愕のスピードで逃げていきます。
結局、ベルは一人でさっきの部屋に。
ドラえもんは、外からあの部屋を探します。しかし、大きい屋敷なので中々見つかりません。
幾つか探していたら、明かりのついた部屋があり、そこにはガジルと店主がいました。
何と、青いダイヤはガジルが持っていて、今あの部屋に置いてあるのは偽物の爆弾だと言うのです。
それを知ったドラえもん。早く知らせないと、ベルさんが・・・
ドラえもんは、ネズミが恐いながらも配管に忍び込み、そして、間一髪、ベルを助けます。
その時、警報ベルが鳴りました。後から様子を見に来たのび太、ドラミ、セワシも上空にいて、心配しています。
中では、煙がもうもうと立っています。ベルは無事でしたが、ドラえもんは気絶してしまいます。
そこに、ガジル、店主、そして沢山の警備官と警備犬がやってきます。
あわや捕まりそうになりますが、のび太、ドラミ、セワシの助けで何とか逃げることに成功しました。
そして、ベルの部屋に行きます。
ドラえもんは押入れに寝かせ、のび太、ドラミ、セワシはベルから詳しく話を聞きます。
ベルには彼氏がいました。超高級ロボットで、動力源はダイヤ、そう、ベルが取り返したがっている青い涙です。
あるとき、その彼氏が倒れているのを見つけたベルが胸を見ると、ダイヤが盗まれていたのです。
彼は、ダイヤが無いと動かなくなってしまうのです。今でも、彼はベルの家で動かないでいました。
このことを知ってしまったのび太達は複雑な気持ちになります。
ダイヤを取るために一生懸命だけど、取ったらベルはドラえもんに別れを言わないといけない・・・
ドラえもんがベルと結婚するなら、ダイヤを手に入らないようにしなくてはいけない・・・
しかし、ドラえもんはこっそりその話を押入れで聞いていたのでした。
次の日。ドラミが目を覚まし、のび太やセワシも起きます。
見ると、ドラえもんが窓辺に立ち、ベルはいません。どうやら、またダイヤを取り返しに行ったようです。
のび太、ドラミ、セワシは慌ててベルを追いかけます。ドラえもんは、一緒には行きたがりません・・・
ベルは、ガジルの車をハングライダーで追いかけていました。しかし、警護していた警備員に見つかり、ハングライダーを破られてしまいます。
あわや落下というところでのび太が助けに駆けつけます。ギリギリのところでハングライダーは体勢を戻します。
ベルは、ここまで一緒に頑張ってくれるのび太達に感謝します。
しかし、警備員の攻撃は止まず、今度はのび太のタケコプターに攻撃があたり、ベルとのび太は真っ逆さまに落ちていきます・・・
しかし、そこにドラえもんが駆けつけ、文字通り身を削ってでもベルを助けます。
ドラえもんが来てからはこちらが優勢・・・という訳でもありませんでした。ガジルの車は大きなアームを取り付けたロボットに変形し、ドラえもんとベルをアームで捕まえてしまいます。
のび太達は攻撃したいですが、今攻撃したらドラえもんとベルが大変なことになってしまいます。
悩んでいるうちにも、大富豪はドラえもんとベルをアームで振り回します。
その時、ドラえもんはひらめきました。
「時限バカ弾」をポケットから出し、それをガジルと店主に投げつけます。
すると・・・二人がバカなマネをやりだし、アームは解けます。
そして、警察に通報、二人は逮捕され、青い涙はベルの元に戻りました。
ドラえもんはポケットにベルの彼氏をしまってあったので取り出し、ベルに差し出します。
そして、ベルは青い涙を彼の胸に付けて・・・彼はまた動き出したのです!
そしてまた暫くして・・・
ベルとその彼氏は結婚しました。ドラえもんとのび太も結婚式に呼ばれていたのですが、ドラえもんはちらっと見るだけでいいからと、近くの家の屋根から見物します。
のび太は、今度はちゃんと自分で買ったドラヤキをドラえもんにプレゼントします。ドラえもんは喜びますが、「ちょっぴり、しょっぱい」・・・
■感想■
最後の「ちょっぴり、しょっぱい」はドラえもんが涙を流していたことを暗示していたのでしょう。それがドラヤキに落ちて・・・
しかし、ベルさんの彼氏、クラッシュ・バンディクーのあのテーマパークの人とと同じだぞ?まあ、よくある設定だし、いいか。
この前のドラミの恋バナのときよりストーリーがしっかりしていて、それでいてある程度はドラえもんらしさも出ていたので安心してみることが出来ました。
今日の写真(と言っても記事を書いたのは次の日だから、正確には昨日の写真)は↓コレです。
午後5時15分頃、都内某所にて撮影。
どんどん陽が短くなっていますね。
夜道は危ないので気をつけましょう。
え?聞いたことがあるって?