どうも、こんばんは。

最近インターネットの調子が悪くてイライラしてしまいます。

全然繋がらないんですよ、不思議ですねぇ。


さて、皆さんは、星新一さんの「ショート・ショート」という種類の文学を読んだことがありますか。

一話あたり大体10分で読めてしまう、お手頃なお話をたくさん作った人です。

私は、この人のちょっとだけシュールな作風がとても好きです。

例えば、「ボッコちゃん」というお話は割と有名なのですが、その中で、急に殺してやるとかいう会話が飛び出たり(!)、詳しく言及されてはいないものの、最終的にこのお話に登場した人間がみんな毒薬で死んでしまったり(!!)、そんな内容を盛り込みながら、笑えて親しみやすい作品になっているのってなんだか驚きです。


あと、「おーい でてこい」というお話も好きです。

とある穴が未来に通じている、というお話ですが、ラストを想像しただけである意味でドキドキしてしまいます。


何が言いたいかというと、この人の作品を見ると、

・物事には良いことと悪いことが常に表裏一体にある

・特別なことが幸せではなく、普通の暮らしが幸せなんだ

ということを感じ取れるような気がするんです。


今は様々な技術が進歩して、新しいものが続々と登場しています。

ただ、それは良いことでも悪いことでもあるんです。

分かりやすい例で言えば、ちょっと古い事例ですが「車」の登場が挙げられると思います。

車は、移動や運搬に関して大きな手段・ツールとなっていて、とても便利です。

しかし、それと引き換えに二酸化炭素や有害なガスを出して、環境を脅かしています。

つまり、良いことと悪いことを両方持ち合わせているということですね。


新しいものは便利だからこそ生まれてくるのだと思います。

しかし、悪い面についても考えていかなくてはいけません。

そんなことを教えてくれる「ショート・ショート」、素晴らしい作品だと思います。



今日の写真は↓コレです。

午後5時45分頃、都内某所にて撮影(一部加工)。

今日はどんより曇り空。雨は降ろうか降らぬか迷っているようでした。

明日は気温が下がるようなので、体温調節を忘れずに。