洋画です。

バットマンの悪役ジョーカーの前日譚になります。

がバットマンの物語には直接的に関係ないので

別物として単品で見ても面白いです!!



あらすじ

コメディアンを目指している大道芸人のピエロ、アーサーは、情動調節障害を患っており突然笑いたくもないのに笑い出してしまうという症状があります。

毎日、好きなコメディアンのテレビを見ていつか出れる日を夢見て、ネタ帳に書き込んでいます。

家には母の介護をしながら貧乏ながら仲睦まじく暮らしていました。

そんなある日、仕事で使っていた看板を盗まれ破壊され、少年たちにボコボコに蹴られ上司に怒られる散々な日に

同僚に自分の身は自分の身で守れよと拳銃を渡されます。

肌身離さずに拳銃を持っていたアーサーですがひょんなことがきっかけで人を殺してしまいます。

その翌日、殺害したのはエリート商社の人だったことやコメンテーターの言葉により、格差社会の暴動が始まってしまいます。

犯人には貧困層から支持がつき暴動は過激化していく一方でアーサーは、嬉しそうに笑うのでした。


と、あらすじがどこまでか分からなくなったのでここでやめておきます。


まず、主人公アーサー役のホアキンフェニックスさん!!!めっっっっっっっちゃ演技がうまい!!!!

外人さんの演技って正直、言葉分からないし上手いかどうかわからなかったんですが

とにかく上手い!!!!!!!!!

目をキラキラさせたり、一瞬で後悔と憎しみが混じった表情を作ったり

イケオジに見えたと思ったら可哀想なおじさんに見えたり……

語らなくても表情で語っていて本当にこの人の演技頼りな映画ぐらい本当に素晴らしい演技でした。

あと、ロバートデニーロさんもいい味出してます!!!!


あと、内容ですね

賛否両論あるかもですが私は好きです!!!!

踏んだり蹴ったりすぎる人生に本当になんでこの人救われないんだろう?って悲しくなるぐらい可哀想です。

落ちるとこまで落ちて行って後に引き返せなくなって、ただ夢を追いかけたいだけなのにそれすら奪われていく…悲しいです。

犯罪者に加担するわけではないですけど、中には犯罪に手を染めることでしか生きていく術がなかったりそのものに恨みを持つ原因があったり

追い込まれて追い込まれて、後戻りできなくなって犯罪を犯してしまう人もいる。

そんな合間見えた社会の闇でした。


優しさだけでは生きていけなくて

人に愛されたくて人を信用したのに

裏切られて失望して、

どうしようもなくて

辿り着いた先で牙を剥く


とても面白い作品なので何回でも見たいです!!