こんにちは!おもちです!


私は1年ほど前に26才で家を建てました。
世間一般的には少し若いかもしれませんね。


もちろん、これは人生で大きな決断となりました。


今回はマイホームを購入したことで、私が背負った「リスク」とそれに対する「リターン」について具体的にお話ししたいと思います!( ̄Д ̄)ノ


私が背負った5つのリスク 


  ①大きな借金を抱えた


私が買ったマイホームは注文住宅で、土地や建物、外構費用、その他諸々の費用全て込みで2600万円でした。



ローンと言えば聞こえがいいですが、これは普通に借金です。



26才で2600万円の借金って、普通に考えてデカくないですか?



普通に生活してればまず背負うことのない額の借金ですよね。



  ②離婚できない


私は妻と2人の連帯名義で住宅ローンを組んでいます。

もし、仮に今後何かあって離婚するなんてことになったらどうなるのでしょうか?



まず、建物は共有の財産ですので、どのように分けるのかを決めるのも面倒。



家を売ったとしても、残りのローンを払える訳もなく借金だけが残る。



仮にどちらかが家の所有権を継続して持っても、収入が少ない場合は、ローンを組めない場合があると銀行で言われました。



幸いうちの家庭は円満なので、今のところこの不安はないのですが、5年先、10年先の未来なんて誰にも予想できませんよね。


  ③住む場所と家を変えられない


家を建ててしまうと、その土地から安易に離れることができなくなります。



もし隣人とトラブルを起こして険悪になっても逃げる事はできません。仕事で転勤が決まっても、単身赴任になる可能性もあります。



子育てをしている時はいいですが、いずれ子どもが自立して妻と2人になっても、小さな家に住み替えるなんてことも難しいです。



「年老いて足腰が弱くなったので、2階建てから平家にしたい」というようになっても、建て替えるのにもそれなりの資金が必要になります。



  ④働けなくなる恐怖


今は仕事があるからいいですが、将来はどうでしょうか?



もし病気になって働けなくなったらもし急に会社が潰れたら。



そんなことを考えると怖くなります。



実際、仕事ができなくなったり、仕事を失ったりすることなんてザラにあります。



近年はストレス社会で人は簡単にうつ病になるし、コロナショックで仕事を失ってしまった人も多くいますよね。



また、仕事を辞めるということも簡単にはできなくなります。



  ⑤ローン以外の出費


私の場合、家の月々のローンと前住んでいたアパートの総合的な支払いはあまり変わりませんでした。



しかし、家を購入した場合はそれ以外の出費もあります。



固定資産税火災保険浄化槽点検代などが年間単位でかかってきます。



火災保険を最初の10年分ローンの中に組み込んだり、13年間の住宅ローン減税を受けたりすることで、10年くらいはこれらをカバーすることができていますが、それ以降は痛い出費になるでしょう。



また、家が壊れた時の修繕費用なども当然負担することになります。



新築の間はともかく、20年、30年と築年数が増えていくに連れてそういった出費もかかってくると思います。



私が得るリターン 


  ①定年までにローンを払い終えられる


個人的にこれが1番大きなリターンだと思っています。



私は35年ローンを組みました。



26才で35年ローンを組んだと言う事は、61才でローンを完済するというになります



職業にもよりますが、一般的に65才が定年と言われていますので、それまでにローンを全て払い終えることができるのは嬉しいですね。



どれだけ貰えるかも分からない年金で、老後までローンを払い続けるのはあまり考えたくないですね。



  ②家賃をローンの支払いに当てれる


今までは家賃を払ってアパートに住んでいましたが、これからはそのお金をローン返済に充てることができます。



月に6万円の家賃を払っているのであれば、年間72万円の出費です。



これを10年間ローンの支払いに当たると720万円もローン支払いに充てることができます。



家を買うための頭金を貯めるよりも遥かに効率がいいです。



考え方によっては、家を建てる判断があと10年間遅れたら、私は約720万円をアパートの大家に支払うことになっていたということです。



どうせ将来家を建てると決めているのであれば、毎月他人にお金を払うより、自分の物にお金を払いたくないですか?



  ③老後住む場所に困らない


ローンを無事払い終えた後は、毎月のお金を払う必要がなくなります。



少ない年金で暮らす老人にとって、家賃を払わなくてもよい住む場所が確保されているのは大変ありがたい話です。



  ④生活音を気にしなくていい


アパート暮らしの時は、夜中に洗濯物を回すと近所迷惑になるなど、生活音で気を使うことが何かと多かったです。


今では家の中でギターをアンプに繋いで掻き鳴らしたり、カラオケを妻と楽しんだりしています!





夜ふかしして寝室のシアタールームで大音量で映画を楽しむこともあります!



また、アパート暮らしの時は、子どもの鳴き声などが響き渡っていましたが、一軒家であればそういうのも気にしないでいいので、子育てもしやすいですよね。



室内で犬などのペットも飼おうと思えば、気兼ねなく買うことができます。



  ⑤広くて綺麗な家に住める


毎月の支払いはほとんど変わりませんが、家は新築で前住んでいたアパートよりも遥かに広いし綺麗です。



新築の匂いがする家は最高ですよ。

お風呂もキッチンもトイレも全てが新品。



時が経てば新築ではなくなるので、これは最初数年の特権に過ぎませんが、毎日仕事から家に帰るのが楽しみになります。



また、家がアパートより広いので収納にも困りません。



ピアノやギターなど、好きなものを置くスペースも充分にあります。



  ⑥自己管理の精度が上がった


先ほどリスクとして、「莫大な借金を背負った」や「働けなくなる恐怖」などをあげさせてもらいましたが、それらのリスクを背負ったことでメリットもありました。



まず、健康に気を使うようになりました。

大きな病気やケガは仕事を失うことに繋がるので、運動をしたり、食事に気をつけたりするようになりました。



次に、今まで以上に節約をするようになりました。

何かあった時でもローンを払い続けられるようにです。また、私は繰り上げ返済で予定より10年早くローンを返済することを目指しています。



家を建てたことを機に資産運用も勉強するようになり、それなりに資産を増やせるようになりました。



自分の生活にプラスの変化をもたらしてくれたこともあるので、リスクを背負うのは悪いことばかりじゃないなと思いました。



まとめ 


以上、これが私が背負った「リスク」と、得る「リターン」です。



細かく言えばもっと書けることもあるのですが、大きくはこのような感じです。



私は世の中にあるリターンだけ得られるような美味しい話は全部詐欺だと思って疑うくらいがちょうどいいと思っています。


「リターンを得るためにはリスクを背負う。」


これはこの世の中の真理だと思っています。


マイホームを建てる時は、リスクとリターンを天秤にかけてよく考えましょう。


あなたの収入家庭環境住んでいる地域価値観、全ての要因がその天秤を針を動かす材料となり得るでしょう。


自分の人生に必要な要素は何なのか?
どれだけの予算までならリスクを最小限に抑えることにできるのか?


考えてみてください。


リスクに見合ったリターンが得られると判断したので、私はマイホームを建てることを決意しました。


この決断にいっさいの後悔はありませんし、今後リスクによる被害を被ったとしても、それは積極的にリターンを取りにいった結果に過ぎないので「仕方ない」と割り切る自信があります。


しっかり健康管理をしてリスクを減らすこと、節約し資産運用をすることで資産を増やすこと。
こういったことがきちんとできていれば、案外リスクを最小限に抑えることもできます。


大切なのはリターンに見合わないリスクを避けることと、リスクの管理です。


この記事が、家を買うか悩んでいる人の参考に少しでもなれば嬉しいなと思います。


私が家を建てた理由をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひ参考にしてください!👇



最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!(o^^o)