大洗町磯浜町にある 築100年を超える建物を利用した古民家カフェです。

近くの願入寺を訪れた帰り道、 たまたま みつけました。

周囲は・・・といえば、 およそ カフェがありそうな立地ではなく、 建物も 威風堂々のお屋敷。

 

 

看板には OPEN とありますが 玄関の引き戸はピタッと閉まっていて、  初めて行った時は 戸を開けるのに かなりの勇気を必要としました。

ガラガラ と戸を開けて 「 ごめんくださ~い 」 という感じ。

 

玄関で ケーキと飲み物を注文して お金を払います。

それから 庭に回って、 縁側から 建物の中に入るのですが、 コロナ以前は 玄関から家の中に案内していただけたそうです。  

人と人との接触を極力少なくしようとする工夫から 今のようなスタイルを採用することにしたのでしょう。

 

 

 

 

よく手入れの行き届いた庭を眺めながら 美味しいケーキとコーヒーで 癒しの一時を過ごすことが出来ます。

 

以前は 水戸で仕事をしていたパティシエールが、 ご主人の定年退職を機に この古民家を購入し、 ご夫婦で開いたお店だとか。 

建物が建てられた当初は どなたかの別荘だったそうですが、 カフェに相応しく適度な改装が加えられています。  古めかしさを感じさせない程度に保存された 建具や欄間の細工に、 昔の職人さんの繊細な技を垣間見ることができます。   

 

 

感染予防対策で、今は 紙皿 ・ 使い捨てフォーク ・ 紙コップを使用しています。

以前は 素敵なお皿やコーヒーカップを用いて提供していたと伺ったので、 少し残念。

コロナが去れば、 元のスタイルに戻して下さるのでしょう。

 

テイクアウトしたフォンダン ショコラ を鈴木陽子さんのお皿に盛り付けてみました。

 

 

初めて入店した時は 敷居が高そうで 緊張しましたが、 落ち着いた雰囲気と 美味しいケーキに魅せられて その後も伺っています。

週に三日、 金 ・ 土 ・ 日 のオープン。  ゆったりとした時間が流れながらも  適度な間合いで お客さんが入れ替わり、 人の流れを作っています。  リピーターが多そうで、 知る人ぞ知る 名店です。