納得の仕上がり
桃の砂糖漬け・桃の錦玉糖
「まどか」 という種類の 福島の🍑をいただきました
いただいた直後は まだまだ硬い状態でしたが、軟らかくなるのを待っていたのでは 食べ終わらないうちに かなりの量が傷んでしまいます
よって、送り届けられたその日から食べ始めることに・・・人間2人に 体重2kgの犬 の家族構成なので、 1日に消費できる量が少ないものですから
でも、 かじると 硬いし、青いし、酸っぱいし、こりゃダメだ
(こんな感想聞いたら 送ってくれた人 泣くよね)
美味しく食べる方法は 無いものか???
幾つか箱から出して 一つの桃を16等分にし、 蜜煮にしてみました
優しい ピンク色です
10分ほど蜜の中で煮て 一晩そのままお鍋でねかせておいた桃を、 半分は セミドライ(100度で片面30~40分ずつ) にしたあと砂糖漬けに、 残りの半分は、煮詰めて 濃くなった蜜で再度煮てから 少し風にあて、その後 砂糖漬けに
両方の完成品を食べ比べた人は 「こっちのほうが美味しい」 と 全員がセミドライの方を指さしました・・・理由は 「セミドライは🍑の食感と香りが残っているのに、 煮ただけのものは、果物としての桃らしさが抜けて 缶詰に近くなっている」 と言うのです
果物と思わず お菓子だと思って食べれば、 色が綺麗で 食感はゼリー状なのだから 捨て難いと思うのですが・・・なまじ 元の姿を知っていると「立派な桃に 手を加えて--- 何てことするんだ」と 桃に同情する気持ちが芽生えるようです
🍑を煮た蜜が あまりにも綺麗な桃色だったので錦玉糖に・・・粉寒天を使ったため 透明感に欠ける仕上がりになったかも
錦玉糖を作っても まだ余っていた蜜を使って 錦玉姜も・・・お稽古の主菓子にしました・・・フフフ 好評
透明感ある 綺麗な ピンクよねー
ジャムも作っちゃいました
もちろん、いただいた桃の半分以上は 洗って 皮をむいて 普通に食べたので、 これにて 何一つ無駄にすることなく、 実も シロップも一滴残さず 快食 して 完食
追熟させた「まどか」は ジューシーで絶品でした
ごちそうさま〜