沖縄を除く全国広範囲で、雨の多い季節になりました。

気温の落差も激しく、気象病等の心配もありますので、

 

皆様、体調管理に充分お気を付けください。

 

さて、世相に目を移すと、都知事選に関する情報が錯綜し、

過去最高の56人が出馬するという事態に至っています。

 

お一人お一人、政策持論をお持ちなのだろうと思いますが、

過去の選挙と同様にお祭り騒ぎの印象を拭えません。

 

よくよく考えた上で首都機能を守っていただきたく思います。

 

        *   *   *

 

古くからアフリカに伝わることわざに

次のような言葉があります。

 

 

 

 

 

 

 

      おこ

 火を熾す時は人が集まるが 

  灰を片付ける時は誰もいない

 

             アフリカのことわざ 出典不詳

 

 

 

 

 

 

昔から「祭り」と「政治」には共通性がありました。

集合の合図とともに人々が集い、何かを話し合い、活況を呈し、

 

いかにも活気あふれる華やかな時空が形成されるわけですが、

それも束の間、一定の時間が経過すると、人々は消え去り、

 

心ある真面目な者だけが淡々と後片付けを行うのです………。

まるで初めから何も無かったかのような空虚を抱いて。

 

      *   *   *

 

今、この瞬間、首都東京に震度7を超える大型地震が起こり、

生活インフラが壊滅、水や食料・燃料・医薬品等が枯渇し、

 

一千万の都民が辛酸を舐めるような日が来た時、都知事は

冷静かつ慈愛に満ちた正しい対応をしなければならないのです。

 

それができるか否か、論点はそこにあるのではないでしょうか。

 

 

 

皆様、この問題を一緒に考えていきましょう。  ニコニコ