今日、一人の女性がご逝去されました。

 

昨日、「家族を呼んだ方がいいい」

 

と提案した施設看護師の目は確かでした。

 

娘様が泊まり込み、

 

娘様にそばで看取られる形で旅立ちました。

 

それは、一つの人生の終え方だと思います。

 

居宅のケアマネジャーの頃は、

 

いかに施設に入れずに在宅生活を続けられるか?

 

そんなことばかり考えて、どこかで施設入所は負け、とうっすら感じていました。

 

しかし、今勤めている施設は、延命希望のない方は点滴と酸素以外一切の治療をしません。

 

考え方は人それぞれですが、

 

延命なき旅立ちの介護。

 

それも一つの形として悪くない。

 

ご遺体をストレッチャーにのせながら、

 

そう思いました。