(画像はネットから)

 皆さんは、最近夢を見ますか?どんな夢??・・

数日前、不思議な夢を見ましたので、紹介したいと思います。

それは明け方に見た夢なのですが、何と50年以上、会っても、話題にした事も無い人が突然夢に出て来たのです。

その人は学生時代に会った人で「秋〇さん」と言う男性です。年は、当時の私が大学生で、その人は60歳くらいでした。

 夢の中で古い木造の建物の通路の様な場所を通って、突然、小さな事務所の様な部屋へ出た時です。

そこにいたのが秋〇さん。びっくりして「あっ!秋〇さん、お久しぶりです」と口走った私。その秋〇さんも「ようッ!久しぶりだね」と言ったのです。顔ははっきりと覚えています。小柄で細身の精悍な顔つきで、黒く日焼けしていました。

その短い会話以外は、全く覚えていませんが、そのシーンだけは今でも思い出せます。不思議です。50年以上、その秋〇さんに会ってもいませんし、当時の仲間とあった時にも、話に出て来なかった人です。なのに、半世紀ぶりに瞬間的に登場!・・・

 この方、私が20歳の頃、札幌でロシア語を少し習っていた「日ソ協会」の専務理事をしていた方です。今のロシアは、ウクライナに侵攻するなど、まるで世界の悪者ですが、その当時は「ソ連」と言って親しみのある国だったのです。秋〇さんは、戦時中、シベリア抑留されたのですが、何とか生き残って日本に戻った方です。そんな大変な思いをされたのにも関わらず、これからは北海道とソ連は仲良くしてゆかないといけない時代だから・・と言って活動されていました。丁度札幌オリンピックが開かれていた時代で、私も青年部の人達とソ連のオリンピック選手を招き、ロシア民謡を歌ったりして交流した思い出があります。

 人間の脳の中はどんな構造になっているのでしょうかね?不思議です。名前も顔も50年経った今、瞬時に蘇るのです。

それにしても、懐かしい方と、夢の中で50年ぶりにお会いできたことは、うれしい限りです。

「日々是好事」