こんばんは!

MARTスタッフのyukiです流れ星

 

 

今日は商品紹介ではないのですが、フェアトレードについて詳しくご紹介します。

皆さんは、「フェアトレード」という言葉をご存じですか?

私は恥ずかしながら、MARTでフェアトレード商品を扱うようになってから初めて知りました。

 

FAIRTRADE JAPAN 公式HPによると…

フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。

 

なぜ、このような仕組みができたのか。

日本では途上国で生産された日用品や食料品が、驚くほど安い価格で販売されていることがあります。

この私たちにとっては嬉しい「驚くほど安い価格」の裏には悲しい現実があります。

コーヒー豆が生産されてから、いくつもの工程を経て私たちの元に届くコーヒー。それなのに安価で買える。

ということは、生産者に入るお金は…?

 

そんな現実を教えてくれる映画と出会いました。

映画 おいしいコーヒーの真実です。(アマゾンプライム会員の方は無料で観られます!)

 

公式HP おいしいコーヒーの真実より抜粋させて頂きました。

コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。大手企業がコーヒー市場を支配し、石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。私たちは「おいしいコーヒー」にお金を払い続けている。しかし、コーヒー農家に支払われる代価は低く、多くの農家が困窮し、農園を手放さなくてはならないという現実。

一体なぜ?

このパラドックスが最もよく現われているのが、コーヒーの原産国エチオピアだ。
その原因は、国際コーヒー協定の破綻による価格の大幅な落ち込み、貿易の不公正なシステム。

農民たちは教育を受けることも、食べることもままならず、貧困にあえいでいる。
エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。

 

コーヒー生産国のほとんどは、いわゆる開発途上国といわれる国々です。コーヒー豆の買取価格は、生産現場とは遠く離れたニューヨークとロンドンの国際市場で決められます。国際市場は投機マネーなども流入し、時に高騰したり暴落したりと価格が激しく変動します。マーケット動向の情報入手や市場への販売手段を持たない個々の小規模農家たちの多くは、中間業者に頼らざるを得ない状況にあり、時に生産や生活に十分な利益を得られず、不安定な生活を余儀なくされ、子どもを学校に行かせるだけの十分な利益を得られないということが起こってしまいます。

 

※出典元:公式HP おいしいコーヒーの真実

 
 

映画の中で、代々コーヒー農園を受け継ぐ一家の息子さんの悲しい言葉があります。

「僕はコーヒー農家にはならない。働き詰めのお父さんには申し訳ないけどね。

祖父も同じようにコーヒーを栽培していたけれど、最低限の報酬しかもらえなかった。

父が腰を痛めるほど、必死に農園を耕そうが、公平な価格で売れなければ家族を養うこともできない。

父が苦労しているのはすべてコーヒーのせいだ。

僕たち家族が惨めな思いをしているのもね」

 


 

 

また、農園をコーヒーからチャットへ植え替える場面が出てきます。

チャットとは、ヨーロッパの多くやアメリカ、日本でも違法薬物。

でもエチオピアではチャットは合法であり政府も規制はしていません。

チャットはコーヒーよりも高く売れるから栽培する。

好んでチャットの葉を植えるのではなく、お金のため、生きるために仕方なくチャットを栽培する。

こんな悲しい現実があるんです。

 

この映画に出てくる、エチオピアの74000人以上のコーヒー農家を束ねるオロミア州コーヒー農協連合会の代表、タデッセ・メスケラさんはこう話しています。

「どんなコーヒーを飲んでいるのか消費者に知ってほしい。

そして一緒にフェアトレードを世間に訴えてほしい。

消費者が意識してフェアトレードを求めれば、世界は必ず変わるはず」

 

 


 

この現実を知って私はフェアトレード商品を選ぶ価値をより感じることができました。

私たちにできることは、普段からフェアトレードの商品を選ぶこと。

そして、フェアトレードの商品を贈り、一人でも多くの人に「フェアトレード」を認識してもらうこと。

 

フェアトレードの商品には認証ラベルがついています。認証ラベルについて

私もこのマークを目印に、商品を選ぼうと思います。

悲しいことに日本でのフェア・トレードのシェアは、レギュラー・コーヒー市場において0.2%程度。

とても少ないですよね。

そんな中、MARTでフェアトレードのコーヒーやチョコレートを扱っていることはとても誇りに思いますし、

そんなフェアトレードの商品の取り扱いを選択した、MARTオーナーを改めて尊敬しました。

 

 

 

 

 

是非、皆さんにもこのフェアトレードの価値を広めて頂けたら幸いですニコニコ

 

【MART】

〒140-0013

東京都品川区南大井5丁目26-14

京浜東北線大森駅より徒歩7分

 

【営業時間】

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(医薬品販売時間11:00~16:30)

土日祝休み

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