哲学と科学のさかい | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

 「我思う、ゆえに我あり」とデカルト座標、「万物の根源は数である」とピタゴラスの定理、「人間は考える葦である」とパスカルの賭け、それぞれ同じ人物のものです。

  ◇ デカルトの目線 
  ◇ ピタゴラスの戸惑い 
  ◇ パスカルの賭け 

 哲学と科学は源を同じくしています。一方は哲学的な言葉、一方は科学的な成果ですが、それぞれ同じ人から出てきたものですから、何か通じるものがあるはずです。探ってみましょう。