総務省統計局の「統計資料館」に行ってみよう | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

 データサイエンティストの聖地、総務省統計局は東京都新宿区にあります。地下鉄東西線早稲田駅から徒歩1015分。旧尾張藩邸跡の現戸山公園と早稲田大学文学部の間の坂道をだらだら登っていった突き当たりにあります。緑あふれる静かな小道は、お散歩コース・デートコースに最適です。
 見所は統計局の敷地内にある「統計資料館」。マニア垂涎の品々が並んでいます。しかもほとんど見学者がいませんから、静かな空間を独り占めできます。写真撮り放題はもちろんのこと、暇そうにしている係員に質問し放題で、ぜいたくな時を過ごせます。しかも入場無料。
 早稲田界隈にいる人にとっては、散歩にデートに時間つぶしにちょくちょく訪れるのに良い場所です。そういえば Facebook での私の友達の多くは、6年以上早稲田界隈にいますね。かく言う私も行きました。だいぶ前に一度だけ。そのときにまとめたレポート(http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/64384874.html )がありますので、よかったらご覧ください。展示物はそのときとあまり変わっていないんじゃないかと思います。
 現状把握・過去の総括・未来予測のあらゆる場面で統計は有効です。ビッグデータは人工知能の動力源です。すなわち統計なくしてAIは動きません。ですから、いま学ぶべきは統計です。なにはともあれ、まずは総務省統計局の「統計資料館」に行きましょう。