【問1】5963/7298 を約分せよ。
【問2】1辺の長さが2の正三角形の周上または内部にいくつかの点を置く。
ただし、どの2点間の距離も1より大きくなるようにする。最大で点をいくつ置けるか?
【問3】天秤ばかりで1g から120g まで1g 単位で重さを測るには、おもりは最低何個必要か?(※1)
【問4】「13日の金曜日(※2)は毎年ある」ことを証明せよ。
【問5】「最大の素数はない(※3)」ことを示そうとして、次のように論を進めた。
最大の素数があると仮定して、その数を N とする。ここでN 以下のすべての素数の積に 1 を加えた数を M とする。すなわち M=2×3×…×N+1 である。このとき M [ア] N である。また、M を N 以下のどんな素数で割っても必ず [イ] 余る。よって、M は素数である。しかし、これは「N が最大の素数である」ことに矛盾する。以上から、背理法によって「最大の素数はない」ことが示された。//
(1) [ア] に適切な不等号を、[イ] に適切な数を入れよ。(2) この証明が正しいなら「〇」をかけ。不備があるなら 下線部 を書き変えて、正しい証明に直せ。
(※1)おもりを片方の皿だけに乗せる場合、両方に乗せて良い場合をそれぞれ考えてみよう。
(※2)欧米では「13日の金曜日」は不吉な日とされている。
(※3)「最大の素数がない」なら「素数は無数にある」ことになる。
教科書の項目でいうと、
【問1】ユークリッドの互除法【問2】鳩の巣原理(または 部屋割り論法)【問3】n 進法【問4】合同式【問5】素数
からの出題です。
《解答・解説》は以下をどうぞ。