Hello Ruby! Hello 未来! | 感じる科学、味わう数学

感じる科学、味わう数学

科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

" Hello Ruby! Hello 未来!"

 こんなタイトルで「中高生のためのプログラミング教本」を作ります。なにはともあれ勤務校で使えるものに仕上げます。自分に課した期限は、今年の夏休み終了までに。
 そこで使うプログラミング言語は、タイトルにある通り「Ruby」です。いくつかの言語を試してみましたが、学校で扱う言語としては Ruby がベストと判断しました。コードがシンプルで、それでいて応用が効く。すなわち初心者にも使いやすくて、発展していけばプロ・レベルで使えるからです。
 はじめに中学・高校の数学で出てくる整数問題(約数・倍数、素数、n進法など)を素材として使いながらRubyの構文を学びます。

 ところで、これが完成すれば勤務校で実施できるかというと、実はそういうわけにもいきません。おそらく他の学校でもそうだと思いますが、現状学校の授業で使うコンピュータは共用です。その環境は「何もインストールできない」ということですから、まずハード面でプログラミング教育ができる状況に無いのです。
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 ですからプログラミングの授業がいつできるのかの見通しはないのですが、準備だけは進めていきます。この教本を職場のみんなに示すことで、それが弾みになって、それをやるための環境が整うといいなという期待もあります。
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