2のナントカ乗のざっくり計算 | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

デジタルの世界は2進法の世界ですから、「2の何乗」 という数字がしょっちゅう出てきます。
そんなとき、まともに計算してはいられません。
そこで、「2の何乗」 の値を瞬時にザックリ計算する方法をお教えしましょう。
210 の値は正確には 1024 ですが、それを 「1000」 とすることでおおよその値が簡単に計算できます。
 
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要するに、はじめに指数部分の一の位を見て、普通に計算して、
次に指数部分の十の位を見て、十の位が 1 なら 「千」 を、2 なら 「百万」 を、3 なら 「十億」 を、
4 なら 「兆」 をつける。 たとえば、
      ┌→┐
  ◇ 22525百万=3200万
     └─→─┘
これでいいわけです。 計算式をちゃんと書くと、
  ◇ 225=25×210×210≒32×1000×1000=3200万
となります。
 
この計算法、いろんな場面で使えます。 使い方のサンプルは、下をどうぞ。
 
◇ 高さ日本一の人工建造物を作る           (→ http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/62966700.html
◇ 世界中のすべての人を識別するには        (→ http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/63393085.html
◇ フルカラーの色数 (デジタルの理論)         (→ http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/61295399.html )
◇ ハッカーVSパスワード (セキュリティー&モラル) (→ http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/46163178.html
◇ 真理表の限界 (論理式)                (→ http://blogs.yahoo.co.jp/ccomori/61295399.html )