東南アジアの温泉旅館 | 感じる科学、味わう数学

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科学は、自然そのものというより、モデルです。数学は、関係性を捉える枠組みです。
だから、正しいか否かより、大事なのは視点です。

 外国に行って恋しくなるのは、梅干でも味噌汁でも畳でもない。風呂だ。ついでにもう一つ挙げると、日本のテレビ番組だ。また、意外といるらしいのが、ウォシュレットが恋しいという人だ。
 さて、今日は風呂について語ろう。もちろん日本人が泊まるようなホテルには大抵風呂がついているが、シャワーだけという場合もあるし、バスタブがあっても日本人が期待するほどにはお湯がじゃぶじゃぶとは出てこない場合もある。また、湯船で体を洗うという形に慣れないという人もいるだろう。
 そんなものより、日本人はでっかい湯船にのんびり浸かりたいのである。毎日とは言わなくても、ホテルに何泊も泊まるなら、ときどきはそんな風呂に入りたいと思う。
 ところで、世界のあちこちに温泉が出るところはある。ちょっとした観光ポイントになっている場合も多い。けれども、それじゃダメなのだ。水着で入り、そこから車でホテルに帰るようなものは、風呂とは言わない。また最近ではおしゃれなスパがあちこちにできていて、サウナやバスが併設されていたりもするが、それも違う。
 日本人が求めているのは、ホテルの中にあって、裸で入れるでっかい風呂。いわゆる女湯と男湯、つまり大浴場だ。温泉である必要は必ずしもない。というより、外国にあって本当の意味での温泉に裸で入れるようなホテルをボクは知らない。あるなら教えてほしいが、もしかしたら皆無かもしれない。
 それでも、最近東南アジアに大浴場を備えたホテルがぼちぼち出来ている。3軒挙げよう。いずれも温泉ではなく沸かし湯だが、満足できる大浴場を備えている(つまり、記事のタイトルには偽りがあります)。いずれも宿泊料金(1泊1部屋)は数千円程度だから高級ホテルではないが、日本人をターゲットに絞ったお手頃なホテルだ。
◇ Networld Hotel(マニラ、フィリピン)    ・・・ スーパー銭湯みたいなもの
◇ 東屋ホテル(ハノイ&ホーチミン、ベトナム) ・・・ 露天風呂(ただし、男性のみ)
◇ 柏屋旅館(バンコク、タイ)
 これらのホテルでは風呂以外に、和食レストランがあったり、日本語のテレビ放送が見られたり、ウォシュレットがついていたりもする。この冬のベトナム旅行でボクは両親とハノイの東屋ホテルに泊まったが、なかなか居心地よかった。両親もリラックスできたようだ。
 ついでながら、ハノイで泊まったもう1つのホテルを紹介しよう。ハノイには湖が多いが、このホテル(インターコンチネンタル・ハノイ・ウエストレイク)は湖の上にある。こういうスタイルは他に例をボクは知らない。大浴場は無い。
 
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