昨日、夕方のコンサートに行くのに早目に家を出たのは、目的地がもうひとつあったからです。
それは、『ノリタケの森』。
あの食器のノリタケの、ギャラリーやミュージアムがある施設です。
名古屋から一駅の『亀島』で降りると、徒歩で10分くらいでした。
http://www.noritake.co.jp/mori/
すぐ傍に『トヨタ産業博物館』があって、去年の春休みに車好きの長男と来たのですが、
こちらは時間がなくて寄れなかったのが、心残りになってました。
構内に入ると、明治37年~昭和50年まで活躍したと言う、赤レンガの工場が迎えてくれました。
初夏の快晴の空の下、広い敷地に緑地帯を囲んで、さまざまな施設が建っていて、
緑の木々と噴水と、水の流れ…。
心が洗われるようで、「あ~、いいなぁ」と思わずひとり言…。
家族連れが、絵付け体験をしている横を、のんびり一人歩き、
とりあえず、ウェルカムセンターへ入りました。
ここは、ショールームとショップもあって、それはそれは素敵な食器が…。
コーヒーカップとソーサー、「いいなぁ、素敵…」と思うと、21000円とか、
雛人形の対になったのとか、置物とか、一応日常用なのだと思いますが、
ディナーセット、×00,000万円とか…、
ま、買う気はなかったので、目の保養をしてきました。
別に陶器に詳しいわけではないので、ただ、素敵とか、綺麗とか思うだけなのですが、
とにかく、金の使い方が華やかで、目を奪われます。
5歳児を連れていたら、きっとゆっくり見られなかっただろうなぁ、と内心苦笑!
一人で良かった。
その後、クラフトセンターへ、
1階は生地の製造工程を知るコーナー、2階は絵付けの部分。
職人さんが、絵付けをしているところも見ることができました。
葡萄の一粒を、下書きの丸線からさっ、さっとさりげなく書いていかれるのにびっくり。
奥の棚には、大きな壺や花器に華やかな絵が描かれた陶器が、一面に置いてあって、
すぐ傍で見たいな~、と思いながら、遠くからあれこれ品定め。
そして、お目当ての、ミュージアムへ。
3階では、ちょうどこんな催しをやっていました。
カップ&ソーサーの展示です。
そういえば独身の頃、旅行に行くと、その土地の『○○焼』というカップ&ソーサーを、
1客ずつ、記念に買っていたよなぁ、と思いながら、
入り口の壁に並んだデミタスカップの、ひとつひとつの柄に心を奪われ…
部屋中に、さまざまなカップが並んでいました。
どのカップも、個性的で素敵でした。
そして4階は、これまでのノリタケの歴史を知ることができるミュージアム。
創業当時からの作品が順を追って並べられ、もちろん『オールドノリタケ』もあり、
その当時、どんな技術に力を入れていたのか、が良く分かります。
あの、金の模様がぷっくりと膨れたように見える『金盛り』、
『金盛り』が雨だれのようにつながった、『ビーズ盛り』(だったと思う)
昔の作品も、今、食卓にあっても全く古めかしく見えない、どれも素晴らしい作品ばかり。
ぐるっと見終わって、部屋を出てから、
「もう一度、よく見ておこう」と思わず、その部屋に戻ってしまいました。
私が強く興味を引かれたのは、デザイン画の『画帖』です。
世界への販売を目標にしていた時期に、アメリカでデザイナーが書いた絵を日本で作っていたとか、
当時まだ、印刷の技術が低かったので、その画帖をカタログ代わりに販売注文をとっていたとか、
それはお皿の4分の1程度に、こんな模様、というような絵が描かれていたり、
壺の形のデザインと、そこに描かれる絵が書き込まれていて、思わず見入ってしまいました。
これからは、行く先々で陶器の後ろをひっくり返して見たくなるような、
そんな癖がついてしまいそうです。
その後寄ったショップでは、アウトレットコーナーもあり、
かなり迷いましたが…(母の日のプレゼントに、とか、今日の記念にとか)
これからコンサート会場で、グッズも買わないとだし、
歩いての移動に、いくつもの陶器を持って歩く自信がなくて、
あえなく断念…。
次回は、そのためだけにお金を持って行こう、と強く決心。
お昼をどうしようかな、と思いつつ、満席のレストランの前で引き返し、
新郎新婦が写真撮影をしていたので、ベンチに座ってしばらくぼーっと…。
帰り道、こちらは会社の入り口になるのかな? の看板をパシャリ!
と言うわけで、この後、昼を食べてコンサート会場へ向かいました。
日差しはあったのですが、風が強くてちょっと肌寒かったです。
本番のコンサートの詳細は…、今回はどうなるか…
1会場のみの参加では、ポーっとしているうちに終わってしまいますから~。
今日はCDを聴きながら、右手を振りたくなる衝動と闘っておりました…(笑)



