上野千鶴子さんの講演会が、なんと地元でありました。

県図書館大会の基調講演を、一般開放してくれたもので、
図書館でチラシを見た瞬間から、行こう、と決めていました。

ステージ上の上野さんは、小柄な、落ち着いたしゃべり方の女性で、
調査に裏づけされたお話は、とても説得力がありました。



上野さん、女性の中にも、好きな方、苦手な方、両方みえますが、
私は、かなり親近感を抱いています。

しかし、さすがに著書は、社会学者ということもあって、結構難しい。
厳しいところもあって、なかなか手が出ない。

けれど、『おひとりさまの老後』は、読んでおかないと、と手元にあります。

おひとりさまの老後/上野 千鶴子

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『長生きすればするほど、みんな最後はひとりになる。
結婚したひとも、しなかったひとも、最後はひとりになる。
女のひとはそう覚悟したほうがいい。』

本の冒頭、『はじめに』の文章は、こうなっています。
今日のお話でも、80歳以上の4人に3人は女性の一人暮らし、だそうですから。



…私には、子どもが独立したら、ひとりになって、
好きな仕事をしながら一生を終わりたい、という夢があります。
(ま、これが野望のひとつですね)

現実は、夫との関係や、双方の両親の介護もきっとあり、実現の可能性は低い訳ですが、

自分の命が尽きるまでの、ライフスタイルをイメージするとき、
私たち世代はすでに、子どもに頼ることはできないし、したくない。

年を重ねて、どんな環境や身体になっても、いきいきと自分らしく生きたい、というのが、
私の人生の目標といえるのかもしれません。



ただ、これまでは、老後、女の一人暮らし、というのは、何か物悲しいイメージで、
貧乏で? 淋しい?、という観念が付きまとっていました。

上野さんのように、バリバリ働いて、しっかり年金をいただける方はともかく、

一般人で、おまけに私たち世代では、年金も満額もらえるとは思えないし、
どうなるんだろうな、私たちの世代の老後は…、といつも思っていました。



今日のお話の中では、

今までは高齢になると、家族・親族に依存してきたが、
これからは、結婚しない人が増えたり、少子化などにより、それが不可能になり、

家族持ちから『人持ち』になる必要がある。


そしてそれは、さまざまな社会の『縁』の中から、選択する社会になるだろう、と。
特に『女縁』は「親族ネットワークに代わる互助機能をもっている」という言葉に納得!


最後に上野さんは、ご自分の中では「おひとりさまでも大丈夫、という手ごたえを感じている」
と、話されたので、後進の私は、とても勇気付けられました。

こうやって、先進の皆さんが切り拓いてくださった道を、私は歩いている、と強く感じます。




今日、良かったな、と思ったことは、母と一緒に講演を聞くことができたこと。

最後のほうに、「逝き方」「看取り」についてのお話がありました。

昨年、祖母を空へ送ったとき、
私の中には「母に最後をどうしたいのか、ちゃんと聞いておかないといけない」
という思いがありました。

帰りの車の中で、そんな話がちょっとだけ、母とできたことが
今日、一番の収穫だったのかもしれません。






音譜今日のうた。

先日、達郎さんのラジオでも流れていましたが、来月3日にCD発売。
「CMアレンジ Version」「オーケストラ Version」「ストリングス Version」があり、

今日の地元のラジオ局では、オケバージョンがフルで聴けました。

ウイスキーが、お好きでしょ/竹内まりや

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まりやさんの声に、自分の声の高さが近いので、
あんな声になれたらいいな~、といつも思います。

一応、デビュー曲から知っていますが、
年を重ねるごとに、声に艶っぽさが増してくる気がします。
良い年の取り方をされているんだなあ、と想像しています。



でも、私、ウイスキーはまるっきり飲めません。
だから艶がでないのかな~(笑)。