はじめに

人間の遺伝子にセロトニントランスポーターがある。セロトニントランスポーターには大きく分けてSS型、LL型と分けられる。SS型は「神経質で臆病」良く言えば、「優しくて慎重、濃やか」といった特徴を持つ。LL型は「楽天的で気が強い」悪く言えば「無神経で優しくない」といった特徴を持つ。

日本人はセロトニントランスポーターのSS型を持つ人が非常に多いこともあって、日本はよく「陰湿、暗い、ジメジメしてる」と言われがち。アメリカ人は(というか、欧米全体は)セロトニントランスポーターのLL型が非常に多いこともあって、よく「陽気、明るい、フレンドリーで楽しい」と言われる。

しかし、SS型はよく言えば「優しくて慎重、濃やか」ということなので、日本人の多くは差別をしない優しさを持っている。反対にLL型は「楽天的で気が強い」反面、悪く言えば無神経で優しくないので、差別をしない優しさはない。

なので、アメリカはLL型が非常に多いので、差別で悩む人が非常に多い。アメリカ人が白人だの黒人だので悩んでるのはそういうこと。

実際、差別で悩んでた黒人の方が日本に来たとき、日本人にはSS型が非常に多いのでその差別をしない優しさから感動して、日本を好きになった人がいる。

逆に、日本の陰湿さやジメジメした感じが嫌だった人が、アメリカに留学してから、アメリカ人(欧米全体)の多くが持つLL型の「陽気さやフレンドリーさ」に感動して、アメリカを好きになった人もいる。


どっちもどっちだね。



また、日本(中国とかもそうだが)は頭でっかちな人が多くて、つまり一人一人の能力が優れがちでそれだけの数の人がいるので、安全面などは世界で最も優れてる。

アメリカなどの欧米ではそうでは無いので、安全面はとても劣っている。

実際、アメリカなどでは攻撃的な表現や行動がウケることが多い。日本だと誠実性などの表現や行動が受け入れられることが多い。


また、日本やアメリカでは、マスキラリティ性(顔立ちによる性向特性)も対照的に異なる。日本はマスキラリティ性がとても低い人が非常に多いが、アメリカなどの欧米ではマスキラリティ性が高い人が非常に多い。

マスキラリティ性が高い人の良いところは「感情的な判断能力に優れている」「公平・革新・リーダーシップ」「テストステロン値が高く負けず嫌いなので、競争性がある」「ストレス耐性のある人が多い」など。

日本人の多くはマスキラリティ性がとても低いので、これとは反対の特徴を持つ人が多い。

これらも加味して、アメリカの良いところは「公平性がある・革新・リーダーシップがある」を国民の多くが全体的に発揮できること。


ところで、アメリカでは一人一人の違った個性を受け入れることがほとんどで、これは「公平性がある・革新・リーダーシップがある」国民がほとんどだから、そういう国民性だから。日本ではこれらの特徴がとても低く少ないので、アメリカのような受け入れ方は無い。なので、少数派の個性を障害として扱い、障害者を優しく扱う人が非常に多い(日本にはSS型が非常に多く、SS型の特徴は「優しくて濃やか」なので、差別をしない優しさがあるため)。

日本の風潮はとても理論的なのである。



おわりに


日本とアメリカってやはり国民性の観点から、何かと繋がりを持ちやすいのだろう。

真逆にある国というと、「日本とアフリカ」が正しいけど。アフリカは黒人しかいないので、差別が無い。

だから、日本との繋がりを持ちにくいのだと言える。


また、中国やロシア、インド辺りの性向特性

も気になってきた。それを考えたら、一つ一つの国でもまた違った国民性による価値観があり、歴史があるのだろうなと思った。

あと、そもそも、国があり国境がある理由は、人々を統治するためである。


また、これらの話はあくまで遺伝性による性向特性の話であって、性格も努力でそれなりに変えられることは忘れずに。

個々の努力、人々が求める努力、そういう形の努力があると思う。