ドライバーくん、おはよう。体調悪いの?
って聞いたら、今日は寒いから・・・って。
27度ですけど。
確かに、4月〜5月上旬くらいは37度とかの溶けるような暑さだったようですが。
27度で長袖2枚きて、くしゅんってしてるし。おいおい笑
そんなドライバーくんとも早2週間。
”くん”っていうのは、私と同じくらいの年齢らしいので、勝手に呼んでいます。
名前で呼びたいけど、発音というか呼び方が難しい現地の名前。
イングリッシュネームでもつけてあげようか、悩み中。
こちらでは日本人は運転禁止なので、必然的に車をリースし、運転手をつけるしかありません。
会社手配のようですが、派遣されたドライバーくんは新人。それも運転してもらう初日にわかったという。
面接適当かよ。
車の運転歴はあるので、下手ではないですが、かといってこのミャンマーで丁寧すぎる。
ベビちゃんいるので、荒いより断然いいですが。
「自分の車以外は初めてです」
え〜〜〜〜〜って心の中で静かに叫びました。
兄弟は7人で下から2番目だそう。
妹はKBZ銀行で働いているって、優秀?じゃないか?
家は遠いので、ヤンゴン市内に友達のシェアして住んでいるらしい。なんか青春。
なんでも、韓国語の勉強をしたい、韓国語の学校の授業料を稼ぎたいそうな。
私が少しわかるのを夫から聞いていたらしく、教科書の会話みたいなのを車中で繰り広げています。笑
結構上手。特に発音。
なんで韓国語勉強しているのかと聞いたら、韓国企業に就職したいんだそう。
特に行きたい会社でもあるのか、と聞いたら
ヨヘンサヘカゴシッポヨ
(旅行社に行きたいんです)
へ〜
そうなんだ。
で、色々聞いていくとやっぱりK-POPとか好きみたいです。
韓国は文化輸出というか、マーケティングが本当に得意だな〜とつくづく。
東南アジアはほぼ手中におさめたも同然だ。
肝心の英語は以前の職場で使っていたらしく、そこそこできる感じです。
昨日typhoonという単語について教えましたが。
わかんないっていうので。(台風予報だったんです、それましたが)
stormだよ、thunderだよ、heavily rainだよ〜
って至極単純に説明してふわっと理解したみたいで、
数年前にヤンゴンがすごい被害にあったよね〜洪水とかさ、
って言ったら合致したみたいです。
ま、ドライバーとして働くには事足ります。
リース&ドライバーで700$/月くらい。
週6日、8:00~18:00。残業は2000kyat/h。交通費、昼食費なし。
こんな条件です。
おそらく、彼に支払われているのは200$前後。
これはミャンマーでの平均月給よりは高い。
フルフルで車使うわけではないし、ましてやベビ連れ、2〜3時間程度がいいとこです。
夫の送り迎えとかもあるので、”ド・暇”ではないですが、
空いた時間はなんかノートにハングル書いて勉強してたり・・・自由です。
そんな彼、行くとこ行くとこ初めてな場所ばかりだそう。
日本の駐在員、その家族、外国人が好んで行くところは、ローカルのそれとは違うんでしょうね。
でもさ、私も初めてなんですけど。
いちいち聞かれてもな〜
そこはミャンマー語で人に聞いてくれよ。
とうっすら思っていたんですが。
週末に夫が一喝。
「もっと勉強しろ、韓国語ではなく道を。場所を。」
「これは趣味ではなく、君はお金をもらっている、仕事としてやっているんだから。」
ごもっともすぎる、夫よ。
だけど、ちょっとびびってるよ。
私が使う事ばかりだからさ、車内は韓国語講座〜みたいなのんびりムードなのに。
急に緊迫ムード。。。。。。笑
でもそうですよね。
よく、日系企業のミャンマー進出理由に
「豊富な人材」
って書いてあるけど、それはすなわち
「安価で豊富な人材」
という、数の話。
真面目で素直な性格のミャンマー人は温厚で人懐っこくて基本的にいいんです。
が、これまで計画経済、競争がなく、ほぼ鎖国の中で暮らしていて、
近代化が戦前からとまっているような国でした。
そんな中で仕事をしてきたとしても、
先進諸国が求めるような”経験ある”人材ってのは見つからないだろうし、
優秀な人間は外に出ている。もしくは帰国して自ら事業を起こしている人たち。
それでも、きっとポテンシャルをみている。
採用とかも、特に新卒採用はそうです。
自分はこんだけやったぞって経験とかいろいろ自信持って語るけど、
見られているのは経験の素晴らしさではなくポテンシャル。
社会人になればまた新しく積むのであって。リセットであって。でした。
ベースは違うけど、同じようなものだな、と理解しています。
だから、ドライバーくんにはしっかり勉強して経験を積んでもらって、
”使える”ドライバーに育ってもらいたいです。
頑張れ〜!
