香りと記憶のひと。 | TOO FAST TO LIVE, TOO YOUNG TO DIE.

TOO FAST TO LIVE, TOO YOUNG TO DIE.

わたくしの生態記録。
日々、ぐだぐだと綴っています。

下を見ながら歩いていた。

擦れ違った人が、
ポンっと頭に手を乗せる。


びっくりして顔を上げると。


懐かしい香りと笑った顔。





いやだ、なんで。



なんで居るんですか?


なんでそんな顔で笑うんですか?



嗚呼、そうか。

奥様、もう此処には居ませんものね。



不覚にも。

涙が出そうだった。