親愛なる君へ。君の尊い想いを、どうして人は簡単に傷つけるのだろう。僕にはわかるよ。君の想いが。僕だって、同じだもの。誰かが、馬鹿にしようと。例え、嘲笑おうと。君の想いは変わらないだろう?これほどまでに想えるのは、あの人だからこそ。君の想いを尊重します。ねえ、君。部屋の隅で涙してはいないだろうか。傍には居られない僕を赦して。君の笑顔を、幸福を、願って止まないよ。どうか目を閉じて。彼の声に、彼の唄に、抱かれるにまかせて。目を開く時には、どうか。笑顔を見せて。