愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。

愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(いとうたかし)です。

まずは、じっくりとお話を聴かせていただきます。

☆ 当ブログへ訪問して下さいまして、ありがとうございます。

・ 就業規則の見直し・作成をしたい
・ 労働保険・社会保険の手続をしたい
・ 給与計算を外注したい
・ 雇用関係の助成金を申請したい
・ メンタルヘルス、パワハラ・セクハラ防止などの対策をしたい
・ 年金の裁定請求の手続きをしたい

こうしたみなさまに対するご支援を通じて、日々社会に貢献していきたいと考えています。

お問合わせは、いとう社会保険労務士事務所【0564-54-1350】までお電話下さい。

受付時間は、8:00~20:00です。土日・祝日も受付しております。

当事務所のホームページはこちらです。どうぞご覧下さい。
 ↓
http://www.ito-homu.com/
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みなさん、こんにちは。

愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(たかし)です。

 本日、12月2日は、社会保険労務士の日です。昭和43年12月2日に社会保険労務士法が施行されたことが由来です。

 本日の中日新聞には、見開きで広告が掲示されています。
 愛知県と三重県のイオンモールさんやアピタさんなど市民のみなさんが普段足を運ばれている場所へ、社会保険労務士が出張して無料相談会を実施します。




 私の所属する三河中支部は、3ヶ所で実施します。
・岡崎市  12/5(土)イオンモール岡崎
・豊田市  12/5(土)メグリア本店
・みよし市 12/5(土)アイ・モールみよし


 時間は、いずれも午前10:00~午後3:30までです。
 私も相談員の一人としてイオンモール岡崎にてご相談に対応致します。相談会場はスターバックスさんあたりに設置を予定しています。

 「年金」「労働問題」「マイナンバー」など気になることがありましたら、お気軽にお立ち寄りください。予約は不要です。秘密厳守致します。


みなさん、こんにちは。

愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(たかし)です。

 毎年6月は、「労働保険の年度更新」の手続きをする時期です。 
 「労働保険」とは、労災保険雇用保険の総称です。
 従業員を一人でも雇用されている事業主さんは、労働保険に加入する義務があり、毎年、更新の手続きをする必要があります。(今年度は、6月1日から7月10日まで)
  
 どのような手続きかと言いますと、大まかに3つのステップがあります。
 ①労働保険料の申告書を作成します。
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 ②その申告書を労働基準監督署や労働局などへ直接提出するか、郵送します。
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 ③労働保険料を納付します。(振込み、口座振替など)

 6月の初めころに、事業主さんのところに、労働局から申告書と一緒に「申告書の書き方」という冊子が送られてきているかと思います。以下の写真のように詳しい説明が書かれていますので、じっくり読んでいけば作成できるようになっています。



 しかし、申告書を作成するにあたって、「常用労働者」「臨時労働者」「免除対象高年齢労働者」など、言葉の定義を理解する必要があります。これは、労働保険の対象者とそうでない労働者を明確にするためです。

 また、労働保険料は、「賃金総額」をベースにして計算するのですが、従業員に支払ったものすべてが賃金総額に含まれる訳ではありません。結婚祝金、出張旅費(実費弁償的なもの)、休業補償費など、賃金総額に算入しないものもあります。

 さらに建設の事業の場合は、工事現場が複数になることがあります。本来は工事現場ごとに労働保険に加入して、工事現場ごとに年度更新の手続きが必要となります。しかし、一定の要件に該当する工事現場は、まとめて年度更新の手続きができます。このような事業を「一括有期事業」といいます。

 一括有期事業では、「請負金額」をベースにして労働保険料を計算します。前述の計算方法とは違うために注意が必要です。



 以上のように申告書の作成には、さまざまなことに注意しなければならないため、社会保険労務士に手続きを依頼される事業主さんもいらっしゃいます。

 「最近、事業を始めたり、会社を設立したりして、年度更新の手続きは初めてという事業主さん」や、「従業員が増えてきて申告書の作成が煩雑になってきたという事業主さん」などで、もし、年度更新の手続きでお困りの場合は、一度、お近くの社会保険労務士へ相談されてみてはいかがでしょうか?
 
 岡崎市やその近隣の市町村でしたら、私もご相談に対応させていただきます。相談無料です。
 また、「就業規則を作っておきたい」「就業時間や休日を見直したい」「社会保険の加入を検討している」「困った従業員をなんとかしたい」などをお考えのようでしたら、じっくりとお話を聴かせていただきます。どうぞお気軽にご相談下さい。

 ●お電話の場合は、
  いとう社会保険労務士事務所 0564-54-1350
  (受付時間 8:00~20:00)

 ●メールの場合は、こちらのホームページの お問合わせフォーム からお願い致します。

 

みなさん、こんにちは。

愛知県 岡崎市の社会保険労務士 伊東毅(たかし)です。


 現在、愛知県社会保険労務士会では、愛知労働局からの委託を受けて、「医療労務管理相談コーナー」を設置しています。

 これは、勤務環境の改善に取り組まれている医療機関や、そこで働く医師、看護師などの皆様が相談できる窓口です。

 ご相談に対応させていただくのは、医療労務管理アドバイザーです。まだ聞きなれない名称かもしれませんが、医療労務管理コンサルタント研修を修了した社会保険労務士たちのことです。

 私も医療労務管理アドバイザーの一人として、先日こちらの相談室にて担当してきました。




 ・受付日時は、平日の9:00~12:00 13:00~17:00です。
 ・電話でのご相談は、052-881-1848 まで。 
 ・面談によるご相談を希望される方は、直接、名古屋市熱田区にある愛知県社会保険労務士会館へお越し下さい。
 詳細は、こちらのページ(愛知県社会保険労務士会のサイト)をご覧下さい。

 相談無料です。お気軽にご利用下さい。

みなさん、こんにちは。
愛知県岡崎市の社労士 伊東毅(たかし)です。

 前回の記事では、社労士試験の勉強に参考になりそうなものとして「労働関係法のポイント」という冊子をご紹介しました。
 今回は、その他の冊子を紹介したいと思います。
 

●労災保険 療養(補償)給付の請求手続ほか


 これらは10ページ前後の冊子です。写真の冊子以外にも、障害(補償)給付遺族(補償)給付介護(補償)給付の請求手続を解説した冊子もあります。
 それぞれに給付の内容、支給要件、請求手続などがわかりやすく書かれています。請求書の記入例も載っていますので、実際にどんな書類を監督署に提出するのかイメージできるかと思います。
 各給付の冊子だけでなく、「労災保険給付の概要」という冊子もあります。わずか15ページですが、労災保険全体のポイントがうまくまとめられていると思います。
 これらの冊子は、労働基準監督署でもらえます。


●雇用保険のしおり【平成26年10月】


 この冊子は、184ページもあります。毎年10月頃に発行されます。先日、岡崎市のハローワークに行き、最新版をいただきました。
 雇用保険の適用、被保険者、雇用保険法上の賃金、労働保険料、労働保険事務組合、雇用継続給付、失業等給付など社労士試験で勉強する内容がぎっしりと書かれています。
 また、Q&Aもありますし、フローチャートや図などによって、制度や手続きの流れがわかりやすく説明されています。
 さらに、
「労働保険関係成立届」
「雇用保険被保険者資格取得届」
「雇用保険被保険者離職証明書」
「雇用保険被保険者六十歳到達時賃金証明書」
「育児休業給付金申請書」
などの書式と記入例が載っています。ハローワークへ提出する書類について、どんな書式を使って、どんなことを書く必要があるのか、おおまかにイメージできるかと思います。
 

●年金制度のあらまし


 この冊子は無料ではなく、税込864円です。毎年発行されるようです。
 全部で100ページあります。黒色と青色の2色刷りですので見やすいです。
 1つのテーマを、2ページまたは1ページでコンパクトにまとめられています。年金について社労士試験の勉強を一通りやった後に見ると、知識が整理できるかと思います。
 老齢年金、障害年金、遺族年金のことだけでなく、
・年金制度の歴史
・年金制度の改正点
・年金額とスライド
・ねんきん定期便
・ねんきんネット
などの記載もありますので、年金に関する幅広い知識を学ぶことができます。有料ですが非常に有益な冊子だと思います。


 以上、ご紹介したもの以外にもさまざまな冊子が発行されています。
 社労士試験の受験生の方は、普段使用されているテキストの補助的な役割として、上記のような冊子を活用されてみては如何でしょうか?
 平成27年度の合格をお祈りしております。



みなさん、こんにちは。
愛知県岡崎市の社労士 伊東毅(たかし)です。

 平成26年度の社会保険労務士の試験が終わって、すでに一ヶ月以上が経ちました。
 11/7(金)の合格発表日までまだ一ヶ月くらいありますが、すでに来年に向けて受験勉強を開始された方もいらっしゃることでしょう。
 また一方で、「自分の勉強方法は、これで良いのか?」と悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、勉強方法のヒントになれば良いと思い、私の経験をふまえて書きたいと思います。

 
1.良いテキストとは?

 複数回の受験を経験されている方は、「このテキストや問題集で本当に合格できるのか?」「買い換えた方がいいんじゃないか?」と不安になった経験は無いでしょうか?

 私は、4回受験しましたが、毎年、そんなことを考えていました。書店で自分のものとは違うテキストを見ると、「こっちのほうがわかりやすいし、詳しく書いてある」と思い、即購入していました。そして、これまでテキストに書き込んだ情報を、新しく購入したテキストに何日もかかって書き写していました。こんなことを毎年繰り返していました。

 しかし、合格前の2年間は、ずっと同じテキストを使い続けて、合格することができました。コロコロとテキストを変えるよりも、長く使い込んだ方が理解が深まり、記憶も定着するというのが私の経験上の考えです。

 したがって、良いテキストというのは、時間をかけて自分で作り上げていくものだと思います。問題集も同じことが言えると思います。受験予備校や通信講座の学校が出版しているものをいくつか比較してみて、自分に合いそうなものを選べば良いと思います。

 ちなみに合格時した時に使っていたテキストは、『まる覚え社労士要点整理』です。これにひたすら重要と思われることを書き込み、情報を一つに集約しました。(蛇足ですが、私が使っていた2001年版と最新の2015年版は、本体価格\2,700が変わっていないのが、驚きです)


2.テキストにも弱点あり

 どんなテキストにも弱点はあると思います。たとえばA社のテキストは、情報量はすごく多いけれども、試験によく出る事項とほとんど出ない事項が、あまり区別されていなくてメリハリがない。B社のテキストは、図や表などが多く使われてビジュアル的にわかりやすいけれど、簡潔にまとまりすぎて重要語句の解説が少なすぎる、など。

 試験合格のためには、テキスト一冊だけでは、なかなか難しいと思われます。問題集を使用したり、講座を受講したりすることで、知識を補ったり、知識を定着化する必要もあると思われます。

 また今勉強している内容は、社労士合格後、実務でも使います。今から実務の視点から勉強してみるという方法も良いと思います。そこで、労働局や年金機構などが発行している冊子を入手してみでは如何でしょうか?


3.冊子の活用方法

 私が社労士登録をして、実務をするにあたり、役所へ足を運ぶようになりました。そこで多くの冊子をいただきました。
 それらを読んでみると、社労士試験で勉強した情報がたくさん詰まっていることに気がつきました。もちろん、実務用の冊子ですので、社労士試験で必要な知識が全部記載されている訳ではありません。

 しかし、受験生のみなさんが、いつも使っているテキストとは違います。実務をされている事業主さん向けに書かれていますので、新たな発見やこれまでの勉強でわかりにくかった点を理解できるようになるかもしれません。例えば以下の冊子を入手してみては如何でしょうか?

労働関係法のポイント(愛知版)


 この冊子は、労働基準監督署でもらえます。岡崎市と豊田市の労基署に電話で確認したら、まだ在庫があるそうです。(H26年9月末現在)
 全部で80ページあります。労働基準法のポイントが図や表によってコンパクトにまとめられています。
 さらに労働契約法、労働安全衛生法、雇用対策法、労災保険法、雇用保険法などの概要も書かれています。
 また「労働関係通知書」「36協定届」「1年単位の変形労働時間制に関する協定届」などの書式と記入例も掲載されています。

 ただし、このような冊子はあくまで副教材として利用されると良いと思います。使用する教材を増やしすぎると、どれも理解が中途半端になってしまうからです。
 今ご自身が使われているテキストを中心に学習し、時々このような冊子ちらりと見て、ご自身の理解度を確認されると良いでしょう。冊子に書いてある内容がきちんと理解できていれば、受験勉強は順調に進んでいると思います。

 冊子は、まだありますが、長くなりそうですので次回の記事で紹介したいと思います。