みなさん、こんにちは!おたちゃんです。卒業式や入学シーズンが終わったなーと思ったらもうすぐゴールデンウイークが目の前に着ていますね、みなさんはゴールデンウイークの予定はありますか?私はまだ予定を組んでませんが、最近は家にいる事が多いのでせめて外でしかできない予定を組んで春を体で感じてみようと思います。ゴールデンウイークの前半なら仙台でも桜を楽しめるので、桜の撮影なども楽しいかもしれませんね!

 

さて、みなさんはご自身の持病の特徴など把握しきれていますか?私自身はうつ病と糖尿病を患っているのですが最近どちらの調子も悪くなっています。内部疾患と精神疾患、疾患先が違うので関係性はないと思っていたのですが実は関連性があり、とくにうつ病と糖尿病はどっちの調子を崩しても総崩れに体調を崩す事がわかったので共有できれば嬉しいです。それではどうぞ

 

うつ病とメンタル

糖尿病患者はうつ病になりやすく、またうつ病患者も糖尿病になりやすいといわれています。うつ病になると、血糖値のコントロールがむずかしくなり、糖尿病の合併症が多くなりますので、うつ病を早期に発見し適切な治療を受けることが重要です。

糖尿病は国民の10人に1人といわれる国民的な病気です。早期は自覚症状がないので血糖値が高く治療が必要といわれても治療を受けなかったりする人が多く、糖尿病で治療を受けている人は全体の半分弱にすぎないと推定されています。しかし糖尿病によって年間約1万5千人が死亡し、糖尿病による腎症で年間約1万5千人が人工透析を始め、年間約1,000人に糖尿病による高度の視力障害(失明など)が発生しています。このような合併症を起こさないようにするためには、血糖値に注意しながら生活習慣を改善する必要があります。

糖尿病とうつ病との関係

これまでの調査によると糖尿病の約30%にうつ症状があるといわれ、糖尿病とこころの問題が重要視されるようになっています。糖尿病患者の13%は不安障害、11%はうつ病と診断され、5.7%は抗うつ薬服用しているとの報告もあります。両者の関係について、神経系・内分泌系および免疫系の相互関係の研究がすすめられていますが、行動上の要因も大きいといわれています。糖尿病では、食事制限などの自己管理を求められ、長引く治療がストレスになることなどから、うつ病を併発するのではないかと考えられています。またうつ病があると、運動不足になり、自己管理もむずかしくなり、糖尿病になりやすくなるともいわれています。

糖尿病の合併症などのリスク上昇

糖尿病とうつ病を併発すると、生活の質が低下するばかりでなく、深刻な影響がでます。死亡率が1.6倍上がり、医療費は4.5倍に膨れ上がります。また糖尿病の合併症である神経障害腎症網膜症が起きやすくなり、またそれらの合併症が悪化する危険性が高まります。うつ病の併発は、治療の効果を期待することができなくなり、食事制限や運動への関心が低下し、その結果有効な療養行動を実施・継続することが出来なくなり、喫煙量やアルコール量が増えるなど、糖尿病の悪化を招く悪循環に陥りやすくなります。

対処のポイント -うつ病を見逃さない

糖尿病とこころの問題が同時に起こったときは、まず両者が重なっていることを理解しなければなりませんが、糖尿病とうつ病を併発している患者の約半数は、「うつ病」になったことに気づいていないといわれています。うつ病は、こころの不調だけではなく、からだの不調として表れることもあります。からだの不調が糖尿病によるものなのか、うつ病のためなのか、判断が難しいこともうつ病に気づかない理由のひとつと考えられます。

うつ病の症状

身体の不調

体重が減った

食欲がない

眠りすぎる

動きや話し方が遅くなった

性欲が減った

心の不調

悲しい気持ちが消えない

以前は楽しめていた活動に興味を持てない、楽しめない

集中したり、物事を決めることが難しい

自分を大切に思えない

失敗したわけではないのに罪悪感がある

死にたいと思う

糖尿病があっても、抗うつ薬や精神療法により、うつ症状が改善されることがわかっています。うつ病の治療を糖尿病の治療と同様主治医に相談されることをお勧めします。

 

まとめ

うつ病と糖尿病は深い関係性がありました。糖尿病になった際に三大疾病である、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害についての説明は非常に多くされますが、うつ病と糖尿病の関係性を話す機会は少ないので、私と同じように関係性に気づくのが遅れてしまう方もいらっしゃったかもしれませんね、今からでも私と一緒に糖尿病とうつ病、両方にアプローチして身体と精神の改善に努めていきませんか?

私もこれを機会に糖尿病へのアプローチをしたらどうなったかを報告できる様に一つ一つ実践し、報告していきたいと思います。

また、現時点でうつ病の治療がうまくいっていない場合は一度、血糖値やヘモグロビンA1cの値をチェックしてもいいかもしれませんね

それではまた次回

 

引用したサイト様

e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-05-006.html

※アンダーライン部分は引用した部分です。