我家の建墓 part 4 | 富士山万歳のブログ

富士山万歳のブログ

日々の暮らしの中で感じた事を綴ります


D社のカロートに水が浸入しない構造の提案は想像以上でした。縦に長い墓地だったので、墓石の前にカロートを設置。重量も掛からず、上部・側面・GLからも完全シャットアウト。おまけに点検が出来る。


これでGOサインのはずでしたが、意外にも姉から指摘。「墓前に納骨室があるという事はお骨がある空間を踏んで水をかけたりするん?」 こんな墓あるよそにある ?


身内に相談して正解でした。色々な意見を集約していく事で提案の変更。点検できなくていいので墓前のカロートと墓全体と合体。想像がつかないと思いますね。表現ベタでスミマセン想像にお任せします。


一見、洋墓に点検蓋が付いて、花台等が乗ってる感じと思って頂ければ結構です。石の量が多くて手間が掛かる加工は高くつくのは当たり前。それに天然鉱石なので完璧を求めるのもどうかと。いいに越した事は無いけれど、どの墓見ても外柵も含めてダマがまったく無いお墓は少ないと思います(庵治石は別)。無ければ大当たりですよね。



C社はコストを落として考えてくれてました。「これなら、点検もできますよ ! 」 と 。両者とも対応が素晴らしいです。以前にもカロートに水が入らない構造を試されてました。宮崎さんが言われてた 「 同業者は知っている !! 」 なるほどです。



それなら何故、D社になったのでしょう?「母親の思いは色の濃いアーバングレーがいい !! 」でした。C社さんは商社から仕入れるので赤いアーバンと一緒でないと売ってくれないそうで申し訳ない。それが値打ちある石ならなんら問題ないのですが宮崎さんも言われてた「赤いアーバンなんて誰が欲しい ! 」って事でD社へお願いする事になった。D社が赤いアーバングレーと白いアーバングレーのサンプルを持っておられた。見せて頂くとほんと赤かった。C社さんは良心的でとてもいい方です。今後のご活躍も期待しております。



皆さんの知恵でいい物が出来たと感謝しています。

無料相談とは申し訳ないです。

医療の世界でもセカンドオピニオンは当たり前ですものね。

非常に心強かったです。改めて感謝申し上げます。



実物を見て母親・兄弟が喜んでくれた事・親戚が一同に立派なお墓だ!と行ってもらえた事で肩の荷が下りました。何より、父親が一番喜んでくれた事と思います。



宮崎さんや力になって下さった石材店さんの知恵が無ければ、隣の親類と同じような金額とお墓になってたと思ます。母親の実家である叔父に「末代に何でこんな墓作ったんだろう !! と言われない様にお金を掛ける事を惜しむなよ!」との助言も効きました。ここのお墓は20年位しかたってないのにカロートに一杯水が浸入しておりまして、悔やんでおられました。



この度、気が付いたのは文字の大きさでした。以前見た8寸のお墓の文字?

確認で送られてくる見本の文字を墓地に持って行き他のと比べる。うちは8寸なので字が小さく細い。一度彫ると修正不可能なので110・115・120%と拡大コピーして比較。



竿石後の腱立の日付と霊標の文字は115%に変更する事で字がはっきりしました。竿石前の文字までは気が回らず、石材店さんが「大きくしておきました」との事でした。



今まで 霊標 って言う字の大きさもみんな違う事さえも気が付きませんでした。

スッキリしているのを参考にすればいいのですよね。




後日、写真をアップします。小さい墓なのであまり迫力無いですけど。