この時期の神戸の垂水周辺~明石ではあの春の匂い。
そう「イカナゴのくぎ煮」です。
しかし・・・いつもはあちらこちらからただよう くぎ煮を炊く甘辛い匂いが、今年はあまり感じません。
イカナゴ漁の不漁によるイカナゴ高騰!!
「3月7日イカナゴ漁解禁」という張り紙がスーパーや商店街で張り出されると、
このあたりの主婦はソワソワしだします。
お醤油やショウガ、お砂糖にザラメ。各家庭の味付けに使う材料をそろえ、
今年は1キロ何円かなぁ?昔みたいに950円ならいいけど・・・1200円ぐらいかなぁと、
予想をたてながらイカナゴを待ちます。
そして、解禁日。
まさかの1キロ 2500円!!! 高級魚!!
今年、イカナゴ臭がしないのは、
値段の高騰でイカナゴを炊く家庭が減ったからかもしれません。
いつもなら親戚・お友達に送るために5キロ、10キロと炊く人が減ったのかもしれませんね。
我が家では 家族にせがまれ1キロだけ炊きました。(解禁数日後の税抜き1780円で購入)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160318/09/omoide-mamoritai/ab/ab/j/t02200391_0800142213595137460.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160318/09/omoide-mamoritai/bf/17/j/t02200391_0800142213595137459.jpg?caw=800)
強火で一気に炊き上げます!
途中、お箸で混ぜたりしてはいけません。崩れてしまいます。
焦げ付きそうになれば、鍋をふります!ふりまくります!!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160318/09/omoide-mamoritai/f2/76/j/t02200391_0800142213595137458.jpg?caw=800)
完成です。
高級魚なので、一日一箸。
海水温の上昇も近年の不漁の原因のひとつだそうですが、
はっきりとした原因はよくわかっていないそうです。
来年はどうなることやら・・・・。
東北地方の春の風物詩といえば、「ワカメ」でしょうか?
宮城県南三陸町の肉厚で国内屈指の高品質のワカメ。
震災で大きな被害を受けたけれど、若手のがんばりもあり
今では水揚げ高は震災前の約75%まで戻ったとか。
2月~3月の早採りのやわらかい生わかめをしゃぶしゃぶに。
この時期にしか食べることができない逸品!!だそうです。