2月16日に工学院大学で行われたまもり隊活動報告会に出席してきました。
活動経緯について、また活動報告についてお話を聞き
「あなたの思い出まもり隊プロジェクト」の意味、その想いを
あらためて感じることができました。
津波で汚れてしまった食器は新しいものに変えられるけれど、
たくさんの思い出、その瞬間がつまった「写真」は取り替えることはできない。
発案者・神戸学院大学舩木先生のお話を聞き、
たくさんの思い出に寄り添えた期間だったと思いました。
作業分担していた工学院大学。
建築やデザインを学ぶ学生がたくさんいるので、写真編集ソフトもお手の物。
「専門的な知識を活かすことができた」と報告されています。
一方、神戸学院大学。
みんなが初めての作業。だから覚えた人から教えていく。教えあう。
出来ないことは、できる人にお願いする。
時には大変無理をお願いして、修復技術が高いボランティアさまに
お写真を直してもらったこともあります。
また、自分の技術でも修復できる写真はお任せください!と
1人でたくさんの写真を仕上げて下さったボランティアさまもいらっしゃいました。
こうして、このプロジェクトがゴールできたのも、
支えてくれた修復ボランティアさま方、協力いただいた企業さま方のおかげです。
本当にありがとうございました。
「わからないことは聞いてみる!」この事務局。
劣化していくお写真を前にどう対応したらよいのかわからず、
古文書を扱う機関を調べてお電話したこともあったなぁ・・・と、
行き当たりばったり、体当たり事務局だったことも思い出しました。
・・・つづく