
うん。おいしい。
だってあの『しるこサンド』なんだもの。間違いないわ。しかも小さく薄くなってて、サックサク。
こどもの頃からだーい好きなしるこサンド。
母の実家に遊びに行くと、おばーさんがお仏壇からもってきてくれるおやつ。
ほかにはウィスキーボンボン?
チョコレートのなかにお酒みたいのがはいってるのとか、かすてらとか。
それからおばーさんは、ポテトチップスの塩味をお仏壇に供えるのを欠かさなかった。
オレンジ色の袋のポテトチップス塩味は、子どもが大好きなお菓子だと盲目的に信じてたおばーさん。
いそいそとお仏壇のある座敷へ向かい、おやつを手に戻ってくるおばーさんの顔といろんなやさしい味のお菓子たち。
あぁ、とても懐かしい。
思い出すと気持ちがよくなる。あったかい記憶。

元来のしるこサンドは硬くてもっと大きめで、食べごあえのあるハードなもの。
これは指の第一関節くらいの大きさでサックリと軽い。食べやすい。

真ん中にすり潰し乾燥させたような小豆。じんわりと甘い。
しるこサンドだなんて、いい名前を付けたものだなぁーといつも思う。小豆サンドっていう名前でもいいのだから。
しるこサンドにはね、牛乳が合うのですよ。
今なら豆乳もいいですね。
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