こんにちは!制作の秋元です!!

最近なかなか稽古場の様子をご報告できず申し訳ありません…小屋入り前くらいからは、メキメキ写真とかもアップしていきたいと思っていますよ!!(気概)

さて、インタビュー企画第二弾と言うことで、今回はもう一人のプロデューサーである杉本隼さんにお話を伺いました。


それでは、どうぞ( ・∀・)








言葉が足りていない部分や誤解を招く内容がありましたのでちょこっとだけ修正&加筆しました。
修正される前の文章で不快な思いをした方がいましたら深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。
 
 
・団体名にこめた思い
 
特に深い意味とかはあんまりないです。
団体名どうしようかと深澤君と浅賀さんとモスバーガーで考えてたときに、丁度トレイ(トイレじゃないですよ)に敷いている紙に「おもいやりマヨネーズ」っていうマヨネーズの宣伝文が書いてありまして、「おもいやり」って響きがいいなぁと思って軽くインスパイアさせていただきました。
この団体は「芝居やりたいからもうやっちゃおうよ」ってのが基本コンセプトであって、まぁ普段の僕らはそこらの企業でチンタラ働いている普通のリーマンなんです。まぁこれは僕だけなのかもしれませんが、会社ってのは本当に人を駒としか見てないんだなぁって思うことが多々あって、まぁ社会なんてそんなもんだよねっていう諦め感をずっと抱いてました。
なのでせめても演劇に対しては僕たちは「おもいやり」を持って接していきたいし、いつまでも演劇を好きでいれたらいいなぁということでマヨネーズから拝借させていただきました。
「歯車」ってのは今の僕たちの現状です。リーマン感が出てていいでしょ?
 
 
・作、演出の阿部の魅力
阿部君とは大学時代からかれこれもう7年もの付き合いになるし、一時期同居もしてたし、なんだろう、直球で書くのが凄く恥ずかしくて最初のアップでは歪んだ愛情表現になってしまいました。
今回は忙しい合間を縫っておもいやり歯車の旗揚げに携わってもらい、なんのノウハウもない我々の突拍子もない質問にも嫌な顔せずしっかりと答えてくれて、感謝してもしきれない存在ですのでちゃんと書かせていただきます
 
彼の魅力というか凄いなと思うところは、引き出しの豊富さですかね。
介護施設の話とか普段の自分達の生活では絶対触れることはできない環境をさらっと台本にできてしまうところとか。あと相対性理論の話なんかはどこでその情報を得る機会があったんだろう、何者なんだよこいつはって思ってました。相対性理論については僕は未だによくわかってないです。
 
とにかくほとんどの話に対応できるのが凄い。食い物から特撮までオールマイティ。情報の仕入れ方が優秀なのと頭の中で自分の知識として処理する能力が高いんだなと思います。絶妙なタイミングでその人に合わせた話のネタを入れてくるところなかなか真似できないです。
僕が彼の劇団に音響で参加してたときに、マイケルジャクソンの『今夜はビートイット』をなにかの拍子でかけたんです。そしたらすかさず「ガルビオンのOPはこれをパクったらしい」と言ってきて、放り込むネタのセレクトと角度に感動したのを覚えています。
 
演出も大学在学時の時の作品と最近の作品を比べると、かなり経験積んでんだなぁって感じますね。今までのは割とわかりやすい一幕芝居だったんです。けれど今年の冬のゲンパビの「アンサータン・ストーリーズ」はガラっと印象が変わって、登場人物が入れ替わり立ち替わりで作品に凄くスピード感が出てメリハリがついて面白かったです。3時間近くやったヤマタカミにやっぱりトラウマがあるんでしょうか(笑)
あと何回も見てるからかもしれませんが、全体に漂うミステリアスな感じが未だに印象に残っています。
 
今回、残念ながら僕は役者で出れないのですが、いつかまた阿部君の作品に出てみたいです。やっぱり彼の書く台本には役者として出たいって感じるなにかがあるんですよ。中にちりばめられたネタも僕が世界で一番ツボにはまってると勝手に自負しています。
ゲンパビは参加する役者さんのレベルもかなり上がってきてるのでなかなか難しいとは思いますがまたいつか機会があったら呼んでください。肌の調子がいい時に!
 
 
・周囲の反応
前回のアップでやる気ねーのかよと大分誤解させたので修正します
 
まずは会社。
複雑なんですよ。芝居やってます、なんて言って許される風土とじゃあ会社辞めろよってなるところとまぁ色々あるはずです。前者だったら幾らでも告知するんですけどね、後者だと難しいしさすがにクビにはなりたくないし。我々だってどこかで食っていかなきゃいけないんでね。そのとこかが会社ってだけで。芝居やるのだって色んな立場の人がいると思いますよ。
ただだからといってしょっぱい芝居やっていいかって言ったらそれとこれとは全然別問題なのは重々承知しているし、そんなことは言い訳する気は毛頭ないとここで宣言しておきます。そもそも言い訳するんだったらこの企画はじめてないです。見ている人はどう捉えるかわかりませんが、学生の時から変わらず、自分たちなりにプライド持ってやっているつもりです。
各々立場を背負ったアラサーが集まって芝居をやっているということを「おもいやり歯車」を構成する一つのツールとして見ていただければ有り難いです。
話脱線しました。周囲の反応ですよね。で僕の勤めている会社は芝居なんて許される風土ではないので言ってません。言えてません。もし言って仮にそれが回りに回って人事部に話が行ってそれって副業になるんじゃない?なんてつっこまれたら相当めんどくさいことになるんじゃないかなぁ。なので会社は現段階では申し訳ないのですがスルーしてます。
 
他はどうなんだろう。なんかまたやるんでしょ?みたいな反応です。マジかよ!的なのはあんまりないんですよねぇ。なんんでだろう。とにかく新鮮味はない感触ですね(笑)もうちょっと頑張ります。
 
 
・どういう団体にしていきたいか?
今回誰が出たからどうのってのはなくて誰でもウェルカムな雰囲気を持つ団体にしたいです。集まってるのは立教のOBがほとんどでこれからもまぁ参加してくれるメンバーは急激には変わらないと思いますけど、色々な人と関われたらいいなと。
僕と水野は一切台本が書けないしどう考えてもセンスがないので、台本とか書いてこれをおもいやり歯車でやりたいなんて人が出てきたら僕たちは嬉しいですねぇ。誰かいませんか?(笑)
あと今回出てくれている中山君と僕の二人芝居をしてみたいですね。上演時間は3時間ぐらいで。わりとまじで。
 
・意気込み
ちょっと僕は歯車的業務が忙しくてなかなか稽古に顔を出せてないのですが、現場はなかなかシビアな戦いになってるようです。ブランクある人が多いですが、みんなしゃかりきになってやっていますのでいい芝居になるはずです。
 
阿部君の気合いの入った台本、一部のファンには堪らない堀川さんと西谷の絡み、水野や浅賀等の立教OBメンバーに平野さんが加わることによって起こる化学反応など、我々を昔から知っている方や全く知らない方にも見所は随所に用意してます。プロレスで例えるなら、川田利明が2001年IWGP争奪トーナメントに単身新日リングに乗り込んだ1月4日の東京ドームの様な感じです。どのカードも楽しめるそんなお芝居になっています。
おもいやり歯車第一回公演『パラドックス・プラネタリー・ギア』是非ご期待ください!








いかがでしたでしょうか?
「おもいやりマヨネーズ」…すごく…良い言葉です…(感涙)


そんなこんなで、おもいやり歯車は今日もおもいやりをもってお芝居を作り上げています。あと本番まで正味10日間強。

先日台本も完成しまして、稽古も佳境です。本当に小屋入り、そして本番が楽しみになって参りました。役者スタッフ一同全力でそれぞれの業務に励んでおります。




そしておもいやり歯車では、めっちゃ孫正義推ししてくるTwitterでも日々の色々な事を呟いております。
最近制作(主に自分)
の私用化が目立っているようですが…そんなことは気のせいだよ!!!!(迫真)

今後はチケットの状況等もリアルタイムで投稿させていただく予定です。PCからご閲覧の方は画面右側にありますタグをクリックしてフォローしてください。よろしくお願いいたします。



次回は今公演の作・演出である阿部さんへのインタビューです。一体どんなお話が聞けるのでしょうか・・・阿部さんの免疫力の強さの秘密も明らかになったりならなかったり・・・!?

それでは、また次回!!
お相手は制作、秋元でした!