秘密結社さゆりんご軍団の
団長でもあり、自分の事を
りんごの国のお姫様とも名乗る
乃木坂の少し不思議なお姉さん。
元祖、乃木坂御三家のひとり
松村沙友理さんにフィーチャー
したいと思います。

1992年8月27日生(24歳)
昨年末の紅白歌合戦において
2年連続で出場となった乃木坂46。
結成当初は、AKB48の公式
ライバルという触れ込みが、
少し滑稽に映る位の、脆弱な
グループに見えましたが、今や
人気・実力のどこをとっても、
全く遜色がないチームへと
成長を遂げてきました。
遡ること3年前の某日。
紅白歌合戦への出場選考が
行われていたこの日、初出場を
期待され、会議室に集められて
いた彼女達には、残念ながら
吉報が届きませんでした。
年初からリリースした楽曲の
売上げ等も順調に推移し、秋口に
なると気の早い一部のメディア等
では、初出場は決定的とまで報じ
られていただけに、メンバーの
ショックも大きく、悔し涙を流し
塞ぎこむ姿の娘達が点在しました。

そんな中でひとり、目に涙を溜め、
一点を見つめたまま、微動だに
しない、松村沙友理の姿が・・・
幼少の頃は体が弱く、幼稚園を
度々休むような娘だったという
松村さん。しかしその当時から
通い始めたスイミング教室の
お陰もあってか小学生になると
健康的になり、元気で明るい
天真爛漫な娘に育っていきます。
中学校ではバレーボール部に
所属し、センタープレイヤーで
活躍しキャプテンも経験したと
本人は語りますが、乃木坂内で
行われたスポーツ企画等の映像を
見る限り、運動神経がかなり悪く
どこまで真実なのか?定かでは
ありません。
アニメが大好きで、高校生の頃は
学校帰りにアニメイトに通うのが
日課だったという松村さん。
声優さんに憧れ、こんなお仕事を
してみたいなと、夢見ていた事は
ありましたが、芸能界等には全く
興味がなかったと言います。
高校生の頃には、AKBさん等の
アイドルがすごく流行りだして、
可愛いなーと思って観たりも
していた時期はありましたし、
大阪でもNMBさんの1期生募集が
あって、友達から受けてみたらと
薦められたりもしましたが、
イヤイヤイヤって感じで受け流し
ていました。
母親からの薦めもあり、将来は
看護師になろうと考え、勉強を
していた松村さんでしたが
自分の希望していた大学受験に
失敗したことで、浪人生活を
送る事となります。
予備校に通っていた彼女は、
夏休み前に行われた模擬試験の
成績があまり奮わずに少し落ち
込んでいたそうです。
そんな事もあり何か気分転換を
図れないかと考えていた時に、
乃木坂46のオーディションが、
開催される事を知ったようで、
ちょっとした好奇心が働いて
軽い気持ちで応募しましたと
当時を振り返ります。
なんか気分転換になれば
いいかなーと思ったのと、
オーディション会場が学校の
すぐ近くだったので、それも
都合が良いなーて感じでツイ
応募しちゃいました。
しかしこの行動が彼女の人生を
大きく変える事となりました。
キュートなルックスに加え
天真爛漫で、見ている人達を
思わず笑顔に変えてしまう
持って生まれたアイドル性が
高く評価され、乃木坂1期生
メンバーとして見事に合格。
何か新たなる可能性を求め
思いきって、予備校を辞めて
上京を決意した彼女。
そんな松村さんにレッスンと
いう過酷な壁が待ち受けます。
歌は下手ですし、ダンス等は
学校の授業なんかでも居残りを
させられていた位のレベルだった
ので、そりゃーもう大変でした。
ただ何もかもを捨てて上京して
きていたので、それこそもう
やるしかないって状況でした
ので、頑張れたと思います。
そんな努力の甲斐もあって
記念すべきデビューシングル
『ぐるぐるカーテン』では
後に乃木坂御三家と呼ばれる
白石麻衣・橋本奈々未らと
共に七福神入りを果たします。

その後もここまで発売された
シングル16枚において、全ての
選抜メンバーに抜擢されている
ように、彼女はまさしく乃木坂を
イチから作り上げてきた功績者で
もありチームを代表するメンバー
のひとりだと言えるでしょう。
そんな松村さんですが、乃木坂の
メンバーの中で、少しおバカでは
ないか?と、思われる娘の中に
彼女の名前は必ずといって良い
ほどあがってきます。
必殺技が、さゆりんごパンチと
言ってみたり、会話の中では
いつもニコニコと笑いながら
妙な擬音を入れた言葉を使う等、
初めて彼女を観た人からすると、
そんなイメージを抱きやすい
キャラの娘でもあります。

しかし秋元先生や彼女の事を
よく知るメンバーの口からは
スゴく頭の良い娘だという、
真逆の評価が返ってくるのです。
とにかく自己アピールが上手で
求められている事を察する能力に
長けていて、押すだけではなく
しっかりと引き所も解っている
勘の良い娘で、タレント適性と
いう部分では乃木坂でもトップ
クラスだと褒め言葉が続きます。
10枚目のシングルとなる
『何度目の青空か?』までに
福神入りは9回。フロント1回と
センターには抜擢されてないが
握手会の人気等でも常に上位に
位置していた松村沙友理。
そんな人気メンバーの彼女に
突きつけられた文春砲と危惧
されるスキャンダル記事。
清楚を売りとして人気を得て
きていたグループだけに、
その衝撃は小さくなかった。
《アイドルのスキャンダル》
過去にも幾度として報じられ
使い古された感のある陳腐な
響きではあるのだが、乃木坂に
とっては初めての事象でもあり
ここまで彼女を推してきていた
ファン達だけに留まらず、
乃木坂を応援している人達に
とっても、まさかうちの娘に
限って・・状態が続き、何か
言い様の無い寂しさを覚え
させられる、後味の悪い事象と
なってしまいました。
もうかなり昔の話なので詳細に
関しては、省かせて頂きますが、
冒頭に記載した3年前の紅白への
出場が、この一件で厳しくなった
事は言うまでもないでしょう。
当然ながら彼女自身はこの事で
嫌というほどの罵声を浴びて
苦しみを味わったと思います。
11枚目のシングル『命は美しい』
の選抜発表では、誰もが彼女は
外れるモノと思っていました。
しかし、運営は彼女を選抜から
外しませんでした。

私はこれを見て、運営側が松村
さんに試練を課したような気が
しました。
この発表によってとんでもなく
彼女への風当たりが強くなる事は
周知の事実。ただ彼女の持つ立場
責任というものをしっかりと認識
させ、乃木坂にとってどれだけ
彼女が重要なポストにいるのかを
身を持って解らせる意味があった
のだと思います。
正直な所、彼女はアンダーに
落ちたかったと思うのです。
そうしてくれた方が、制裁を
受けている感じもあって
少しは逃げ道にもなる。
でも運営はあえて荒療治を
施したのです。
ここで負けて辞めるような
娘なら、未來も無いと賭けに
出たのでしょう。
当然ながら、彼女にとっては
全世界を敵に回したような
気分だったと思います。
最初はどうやって振る舞えば
良いか戸惑い、バラエティ等に
出演しても、どこか上の空的な
ところがありました。
しかし心の広いファンの方々や
メンバーに支えられて少しずつ
笑顔を取り戻します。
その後も、人気ファッション誌
『CanCam』の専属モデルに抜擢
されたり、メンバーを中心とした
舞台等でも力を存分に発揮。


最近では冒頭にも記載したような
さゆりんご軍団といったチームを
結成して、2期生メンバーの活躍の
場を拡げる等、本人のみならず
周りの娘達をも巻き込んで笑顔を
届けてくれています。


個人的には、こういった発想を
出来る所が、彼女が頭が良いと
言われる所以ではないかと最近
よく感じていて、秋元真夏さん
等と共に、これからも色んな
企画を打ち出して欲しいと思い
ます。
昨夏発売された15枚目の
シングル『裸足でsummer』
では5作ぶりに福神にも復帰。
運営側の課した試練を漸く
クリアしたとも言えるでしょう。
未だに納得がいかないなんて
方が、いるのかも知れませんが
もう十分に制裁は受けました。
乃木坂御三家のひとりだった
橋本奈々未が卒業し、三期生が
加入してくる等、乃木坂46も
結成から5年が過ぎて変革期を
迎えつつあります。チームの
人気も絶頂期に差し掛かって
きたこの時期、乃木坂の強みは
ここまで作り上げてきた初期の
メンバーが、沢山残っている事
だと思います。
彼女達の経験値は、浮き足立ち
かねないチームに安定感を示し
観ているファンには、安心感を
与えてくれます。
松村さんにはそんなチームの
中心メンバーとして思う存分に
やりたい事を展開してもらい
乃木坂の未來をまだまだ支えて
いって欲しいと思います。
絶望を感じ一点を見つめていた
あの日から、救いだしてくれた
沢山の方々が望むもの。
それが自分の笑顔だという事を
彼女は決して忘れない。

