私たちの関係は全てが嘘でできている

私はその嘘に支えられて生きている

君の言葉も笑顔も触れる全ても嘘ということは分かっている

本当なのは体温とただ隣にいるということ

どんなに隙間無く近付いていても

その場を離れてしまえば何も残らない

あなたは私のことを何も知らないし

私も貴方のことを何も知らない

正しくない未来もない将来交わる事がない

今だけの関係お互いに飽きるまでそれだけ

笑った顔が好きだしすごく居心地がいい

一緒に食べるご飯も美味しいし

でもそれだけ

私たちはこの部屋から出られない

一つの部屋で始まってきっとここで終わるだけ

終わりを待つだけ

どうなりたいとかないただ私の寂しさを埋めて欲しい

身体の感覚だけが私を私だという実感を持たせてくれるから

ただせっかく出会う事ができたのに

何にもなれない関係が寂しいだけ