1日目は日田へ向かいます。
前回福岡方面からむかってたどり着けなかった小鹿田の里にリベンジするのが目的です。
ランチは日田にあるあか牛丼の店に行くつもりでしたが、到着したらまさかの臨時休業でした。えーっ!
と、いうわけで急遽日田名物・日田焼きそばの店にピットインです。
同じ焼きそばですが、食べなれているソース焼きそばとは別ものでした。
野菜たっぷりコショウが効いてて、お酒が飲みたくなる味です。
腹ごしらえが済んだので、いよいよ小鹿田焼の里に向かいます。
前回途中で道が通行止めになり痛い目をみたので、今回はものすごく調べてから挑みました。
【たどりつけなかった時のブログ】
通行止めエリアを回避し、日田市のHPに記載されているルート通りに進むと、今回は無事到着できました。やはり公式が最強

到着したときは思わず車内でガッツポーズしてしまいましたよ~
前回たどり着けなかったときはもう二度と行かないとキレていたのに、懲りずに運転してくれた夫よ、ほんとにありがとう
まずは小鹿田焼陶芸館で小鹿焼の歴史や手法について学びます。
うぉぉぉぉぉぉ!!!
小鹿田焼様がたんまり陳列されておるぞぉぉぉぉ!!
大好きなバーナードリーチ先生の動物絵皿~
躍動感と温かみのある作風がたまりません。
こちらもリーチ先生作。
日本で制作しているのに、ちょっとイギリスの田舎の民陶っぽい感じがあるとこが好きです。
側面に描かれた、まるっとした小鳥がかわいいのなんのって
小鹿田焼のスタンドライトなんてものもありました。
ライトのカサ部分にちゃんと飛び鉋模様がはいってます。ステキ
ひぇーひぇーと大興奮で小鹿田焼陶芸館を見学した後は、いよいよ窯元を巡って器を購入します。
川沿いに9軒の窯元が並ぶ小さな集落です。
一子相伝で技術が継承されています。機械は使わずすべての工程が手作業で、家族で作陶を行っているそうです。
購入する器を吟味しながらいったりきたりして、1時間半ほど滞在しました。
川の水力で陶器の元となる土を引く唐臼も見学できます。
小説「リーチ先生」の中でも紹介されていた、ギーバッタンという独特の音になごみます。
唐臼を横から見るとこんな感じです。
ししおどしのように、たまった水が落ちる反動を利用して、餅つき的に土をついています。よくできてるな~、見ていて飽きません。
成型した器がたくさん並んでいました。
ぶつからないようにそーっと脇を通って各窯元さんの販売スペースにおじゃまします。
小鹿田焼の里はいい意味で商売っ気がなく、作業場脇に展示スペースがあり、買いたければ窯元の方を呼び鈴でよんで購入する感じです。
10月の民陶祭の後だったこともあり、品数少なめの窯元さんもありましたが、納得のいく買い物ができました。
まずはおおきなどんぶり。
夫が常々うちのどんぶりは小さいと不平不満を言っていたので、夫にえらんでもらいました
内側の渦がかっこいい!
側面の飛び鉋も非常に美しいです。
なによそってもおいしく見えます。
私が選んだ飛び鉋の小皿。
こういう、ザ・小鹿田焼!みたいな器がやっぱり1つは欲しかったので満足です。
これにおかずとりわけると、漫画の集中線みたいにおかずがぱっと華やかになります。
そし長年探し続けていたマグカップをやっとゲットしました!
ずーっとマリメッコのマグカップを使ってましたが、小さいし茶渋つくしかわいいけど使い勝手はイマイチだったんですよ。
夫が熊本で買った小代焼の夫用のマグカップがものすごく使いやすかったので、いないときは勝手に使ってしのいでました
【購入時のブログ】
そんなこんなで今回購入したマグカップ。
持ち手がもちやすく、たっぷりはいり、口がつく部分もシンデレラフィットで、とにかく最高です。
民藝の器は飾りではなく使ってなんぼなので、3つともガンガン使ってます。いい器が買えてよかった~~
ちなみに小鹿田焼は窯元の名前で売るというより、「小鹿田焼」という共有のブランドでで、個人の名前を器に入れることはないそうです。
一応窯元ごとの裏印はあるらしいけど、私が買った器も、裏印はあったりなかったり、「小鹿田」とだけ書いてあったり、まちまちでした。
なのでどの窯で何を買ったかはあえてブログには書かないでおきます。
器好きの方はぜひ足を運んで器選びをお楽しみください
本日は以上です。最後までお読みくださり、ありがとうございました。